Bar特集

個性豊かなおすすめバー4選【眠らない街・渋谷編】

「ウイスキーの魅力もわかってきて、ちょっとお出かけがてら「バー」にも挑戦してみようかな?」

そう思っている方もいるのではないでしょうか?

今回は若者の街、渋谷エリア中心に、おしゃれで入りやすいおすすめの「バー」をご紹介します。

新しい挑戦や趣味を見つけたい方、「バー」初心者の方は必見です。

改めて渋谷の特徴をおさらい

眠らない街「渋谷」

若者を中心に時代の変化に合わせて常に進化していく街、渋谷。

さまざまなサブカルチャーやエンタメを生み出し、「ワイルドスピード」や「バイオハザード」などハリウッド映画のロケ地にも使われ、今や世界中からも注目されています。

また、再開発が進み「渋谷ヒカリエ」や「渋谷マークシティ」、「渋谷ストリーム」など多くの商業施設が集まっていることも特徴です。

常に最新の文化が集まるイメージが強い渋谷ですが、実は以下の通り歴史的な芸術や文化に触れ合える街としても知られています。

・「渋谷区立松濤美術館」:昭和の建築家白井晟一(しらい せいいち)氏が設計した歴史ある美術館
・太田記念美術館:葛飾北斎や歌川広重などの浮世絵師が残した約14,000点におよぶ浮世絵を所蔵

渋谷にある個性豊かなおすすめバー4選

さて、さまざまな文化に触れ合える街「渋谷」ですが、お酒を通して世界各地の文化や特色に触れられる、おしゃれなバーがたくさんあります。

中でも編集部がおすすめしたいバーは以下の4つです。

・「Bar石の華」
・「グランドファーザーズ」
・「バーレガシー」
・「カフェレガート」

詳しくご紹介します。

凄腕バーテンダーが作るカクテルはいかに「Bar石の華」

全日本バーテンダー技能競技大会で優勝経験がある凄腕バーテンダーのいる「Bar石の華」
出典:Bar石の華

渋谷駅東口から徒歩約3分。

渋谷警察署の近くにある第2矢木ビルのB1にある落ち着いた雰囲気の「Bar石の華」です。

こちらのお店のオーナーバーテンダー・石垣忍氏は、日本全国のバーテンダーが腕を競う、全日本バーテンダー技能競技大会で2002年に優勝経験があるそうです。

その後、2005年には国際バーテンダー協会(通称IBA)公認の世界大会「BACARDI MARTINI GRANPRIX 2005 」のシニア部門で東洋人初の優勝を果たすなど輝かしい功績を残しています。

彼が作るフルーツのカクテルは、その良さを余すことなく活かしており、味わいはもちろん、その美しく可憐な見た目はまさしく“飲む芸術作品”と言えるでしょう。

基本メニューに載っている定番のカクテルももちろん魅力的ですが、季節ごとに変わる限定のカクテルは非常に人気が高く、多くの方がそのカクテルの魅力に酔いしれています。

また、メニューも豊富でカクテルの他にもウイスキーやスピリッツ、ビールやワインもお楽しみいただけます。

さらに、サラダやチーズ、スイーツなど、フードメニューも充実しているので食事目的の方も楽しめるでしょう。

予約無しで入れますが、近年は人気が高く予約がいっぱいで入れないこともあります。

訪れる際は、ぜひ予約をしてから行くことをおすすめします。

店舗名Bar石の華
予算¥3,000〜¥3,999
(多少変更の可能性有り)
営業時間月曜日、火曜日、木曜日、金曜日、土曜日
17:00〜24:00(LO 23:00)

日曜日
16:00〜23:00(LO 22:00)

<休業日>
水曜日、祝日
アクセス渋谷駅東口から徒歩約3分
店舗の場所Bar 石の華 Ishinohana

老舗の安心感と70年代の雰囲気を満喫できるバー「グランドファーザーズ」

渋谷駅東口から徒歩約4分。

渋谷東急REIホテルの隣にある渋谷フラットビルB1にある音楽とウイスキーを楽しめるバー「グランドファーザーズ」です。

日本屈指の国立大学のひとつである一橋大学の学生有志らにより1971年に創業し、現在までの数十年間に渡り渋谷に集まる多くの人の心を癒やしてきた老舗なのだとか。

店内は、70年代初めのヴィンテージ感漂う雰囲気。

その雰囲気をより引き立てる、「ABBA」や「Bob Dylan」など当時大流行したアーティスト達を中心としたBGMが流れています。

実は、これらのBGMはCDやデジタルの音源ではなく、なんとアナログ版のレコードを1枚1枚かけて流しているそうで、レコード数は約2,000枚。

リクエストもできるので、自分の好きな曲をレコード特有の深みと重厚感のあるどこか懐かしい音で楽しめますよ。

ドリンクメニューは、ウイスキーはもちろんカクテルや日本酒、焼酎もそろっています。

価格は、日本酒やカクテルなどの一部例外はありますが、全て500円からショットで味わえます。

もちろんボトルでの注文も可能なので、好きなお酒と70年代音楽で至福のひと時を過ごせるでしょう。

また、フードメニューも500円から味わえ、特に自家製のタレに漬け込み焼き上げる「あたりめ」はお店の名物です。

レトロな雰囲気を味わいたい方や、懐かしい感覚に戻ってみたい方にはかなりおすすめします。

店舗名グランドファーザーズ
予算¥2.000〜¥2,999
(多少変更の可能性有り)
営業時間5:00PM ~ 2:00AM
年末年始のみ休業
アクセス渋谷駅東口から徒歩約4分
店舗の場所グランドファーザーズ Grandfather's

都会の喧騒を忘れられる大人な「バー レガシー」

都会の喧騒を忘れられる大人な「バー レガシー」
出典: バーレガシー

渋谷駅新南口にあるホテル、JR東日本ホテルメッツから徒歩約3分のところに位置する「サンクスプライムビルB1-B」にあるのは「バー レガシー」です。

オーナーバーテンダーの吉川厚史氏は、冒頭でご紹介した「Bar石の華」で11年間修行し、全国バーテンダー技能大会・課題部門で1位を獲得。

さらにソムリエの資格も持ち合わせており、同業界からもかなり注目されています。

店内は静かで落ち着いた雰囲気で、都会の喧騒や、慌ただしい日常に疲れた心を癒すのに最適です。

メニューにはラムやジンなどのスピリタスをベースにした豊富な種類のカクテルのほかに、ウイスキーやワイン、ビールなどさまざまな銘柄が用意されており、自分に合ったお酒の飲み方を楽しめます。

また、フードメニューもかなりこだわっており、牡蠣のオイル漬けや自家製生チョコレートなどインスタ映え間違い無しのクオリティと満足感があると好評です。

店舗名バーレガシー
予算¥3,000~¥4,999
(多少変更の可能性有り)
営業時間火曜~土曜 18:00 ~ 24:00
日曜 18:00 ~ 23:00
休み : 月曜・祝日
アクセス渋谷駅新南口・JR東日本ホテルメッツから徒歩約3分
店舗の場所BAR Legacy

昼と夜でガラリと変わる店内にギャップ萌え「カフェレガート」

昼と夜で店内がガラリと変わる「カフェレガート」
出典: カフェレガート

京王井の頭線の渋谷駅から徒歩約5分の「E・スペースタワー」の15階にある「カフェレガート」。

ダイナミックなガラス越しに渋谷の1日の変化を楽しみながら、ラグジュアリーな空間で楽しむお酒は贅沢な気分に感じられるでしょう。

「カフェレガート」 は昼間はカフェダイニングとして営業しており、パスタやハンバーガー、ステーキなどさまざまなランチメニューだけでなく、コース料理やビュッフェなども楽しめます。

これだけでも十分魅力的なカフェですが、夜は一変し渋谷の夜景を楽しみながらお酒を楽しむダイニングバーに様変わりします。

世界各国のビールやウイスキー、さまざまな銘柄のスピリッツを揃えているので自分に合ったお酒探しが可能です。

そして一番外せないのはなんといっても「カフェレガート」にしかない「クラフトカクテル」でしょう。

特に今年の4月1日から提供を開始しているウォッカベースのクラフトカクテル「スラヴァ ウクライナ」は皆さんにぜひ飲んでいただきたいです。

このカクテルは、現在ロシアと紛争真っ只中で、大規模な被害に遭っているウクライナの方々を支援するチャリティドリンクです。

名前の「スラヴァ ウクライナ」は「ウクライナに栄光を」という意味です。

ブルーキュラソーで表した鮮やかなブルーとパインジュースによる眩しいイエローはウクライナの国旗をイメージしており、平和への願いを込めてキャンドルのように灯をつけて提供しています。

1杯、税込440円ととてもリーズナブルなお値段。

そのうち200円を寄付金とし、在日ウクライナ大使館を通じて避難者の生活支援やインフラ復旧、住宅再建などの支援に活用しているそうです。

お酒を通してウクライナの復興の支援に少しでも協力できるのは、すてきなことではないでしょうか。

ぜひ「カフェレガート」に足を運んでいただけたら幸いです。

店舗名カフェレガート
予算¥4,000~¥10,000
(多少変更の可能性有り)
営業時間ランチ
11:30〜15:00(Last Order 14:00)
ティー
11:30〜15:00
ディナー
日〜木 17:30〜24:00
金、土、祝前日 17:30〜25:00
アクセス京王井の頭線 渋谷駅から徒歩約5分、「E・スペースタワー」15階
店舗の場所Legato

最後に

今回はWhiskeen編集部がおすすめする渋谷のバーをご紹介しましたが、いかがでしたか?

皆さんに「行ってみたい!」と少しでも感じていただけたら幸いです。

今回の記事を参考に、お休みの日などに渋谷に訪れてバー巡りをしてみてください。

それでは、これからも楽しいお酒ライフをお過ごしください。

  • この記事を書いた人

あさひなペコ

Webライター/編集。梅酒と偽られてウイスキーを飲んだという思い出がある、お酒好き。 ウイスキーはJack Daniel's派だが、最近はキルベガン、ジョニ赤にもハマる。ビールや日本酒・ワインも好きです。 4年に渡る知見をもとにしたライティングウェビナーを開催するドイツ在住デジタルノマドという一面もあり。

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