スコットランドの「アイル オブ ラッセイ蒸溜所」より、ウイスキー2種と1種のジンが2023年4月28日(金)より発売しました。
「アイル オブ ラッセイ蒸溜所」は2017年創業のヘブリディーズ諸島ラッセイ島の蒸溜所で、シングルモルトは豊かで複層的なフレーバーが人気です。
アイル オブ ラッセイ蒸溜所とは
蒸溜所のあるラッセイ島は、スカイ島と本島の間にある人口161名の小さな島で、のどかな自然の広がる島です。
アイル オブ ラッセイ蒸溜所は、アラスデア・デイ氏が2017年に共同経営者とともに設立しました。
仕込み水は硬水で、フリッリ社のオーダーメイドの蒸留器は使用し、後留(テール)を大幅にカットしたクリアで雑味の少ないニューポットを製造しています。
熟成には3種類の上質な樽を使い、奥行きのある複雑なウイスキーに仕上げています。
「スコッティッシュウイスキーアワード2022」では最高賞「スコティッシュ・ウイスキー・ディスティラリー・オブ・ザ・イヤー」と「ツーリズム・デスティネーション・オブ・ザ・イヤー」を同時受賞し、高い評価を獲得している蒸留所です。
【新商品】2種のウイスキーと1種のジン
アイル オブ ラッセイ蒸溜所の以下のウイスキーとジンを紹介します。
- 【写真左】ディスティラリースペシャルリリース
- 【写真中央】シングルカスク レッドワインカスクY'sカスク
- 【写真右】アイル オブ ラッセイ ジン
アイル オブ ラッセイ ディスティラリースペシャルリリース
ハウススタイルと異なる原酒をボトリングした、ラッセイの味わいの幅広さが感じられるウイスキー。
原酒はライウイスキー樽で熟成されており、ペドロヒメネスとオロロソのシェリークオーターカスクでフィニッシュしています。
ノンチルフィルタリングで、アルコール度数は52%に仕上げられており、今後は年に一度発売される予定です。
度数:52%
容量:700ml
日本入荷総数:570本
アイル オブ ラッセイ シングルカスク レッドワインカスクY'sカスク
ラッセイの6つの構成原酒のうち、一つをシングルカスクとして特別にボトリングしたウイスキー。
ノンピート原酒をボルドー赤ワイン樽で熟成させていて、ダークフルーツやドライフルーツといった味わいが楽しめます。
度数:61.4%
容量:700ml
日本入荷総数:312本(総生産数)
アイル オブ ラッセイ ジン
アイル オブ ラッセイの蒸留器は、ジンづくりにも対応できる設計です。
ジンに使用されているボタニカルは、島に自生しているジュニパーベリーを含む10種類で、製法を使い分け、豊かな味わいと新鮮な香りが抽出されています。
ベーススピリッツには、モルト100%のニューメイクを使用。
すっきりとした柑橘のフレーバーのスムースなジンです。
度数:46%
容量:700ml
初回入荷数:780本
【定番品】シングルモルト
アイル オブ ラッセイ ヘブリディアン シングルモルト
穏やかなピートフレーバーと、ファーストフィル樽由来のダークフルーツを思わせるリッチな味わいが調和した熟成感のあるウイスキー。
麦芽はノンピートと約50ppmのピート2種で、3種類の樽を掛け合わせて6種類の原酒がつくり分けられています。
熟成感と深みのある味わいが楽しめます。
度数:46.4%
容量:700ml
3種類の樽の特徴と原酒の構成比率
▼ライウイスキー樽(約65%)
ウッドフォードリザーブ蒸溜所などから調達されている樽で、スパイシー&リッチな味わい。
▼ボルドー赤ワイン樽(約10%)
ドライフルーツやケーキのような味わい。
▼チンカピンオーク樽(約25%)
北米固有のチンカピンオークをトースト&チャーした樽。トフィーのような甘さ、レッドカラント。
プレスリリース:株式会社都光