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カナディアン

カナディアンクラブについて

スコッチでもバーボンでもジャパニーズでも、アイリッシュでもないカナディアンウイスキー(日本では「世界5大ウイスキー」の一つとして数えられているのがカナディアンウイスキーです。)を代表する銘柄。

「カナディアン」の名の通り、水と自然に恵まれたカナダ・オンタリオ州に蒸留所を構え、1858年の誕生以来、世界中の多くの酒飲みを魅了し「C.C.」の愛称で親しまれているボトルとなっております。

ライ麦を原材料のベースとし、すっきりとした飲み口に、ふわっと香る甘い香りが楽しめるお酒です。

カナディアンクラブの歴史について

1856年に「C.C.」の創業者ハイラム・ウォーカーはカナダのオンタリオ州ウィンザーに蒸留所を建設します。

豊かな水脈と自然に恵まれ、穀倉地帯も付近にあるというウイスキーづくりにはもってこいの場所でした。

1858年に「クラブ・ウイスキー」が誕生し、アメリカ東部で人気を博します。それまで飲まれていたライウイスキーやバーボン、スコッチやアイリッシュともまた違った味と感覚を味わえることが理由でした。

「クラブ・ウイスキー」の人気はアメリカ東部から西部にまで広がり、あまりにも人気なためにアメリカ政府からアメリカ産のウイスキーとカナダ産のウイスキーを明確に区別する法律が1890年に制定され、このタイミングで名称が「カナディアン・クラブ」へと変更されました。

1899年に創始者であるハイラム・ウォーカーがこの世を去ってからも「C.C.」の人気は高まり続け、とうとうアメリカ以外の国への輸出も始まり、世界中で愛飲されるウイスキーになり始めました。1909年には日本への輸入も始まりました

また、1920年アメリカで施行された禁酒法の中でさらに評価を高めたのもこの「C.C.」であり、禁酒法撤廃後もその人気は衰えず、今では160年以上、世界150か国以上の人々に愛されています。

カナディアンクラブ・クラシック12年の定価・市場価格・特徴について

12年以上オーク樽で熟成された少し赤みがかった琥珀色が特徴のウイスキー

熟成期間の長さに応じて現れる柔らかさとオーク樽の甘みが感じられる1本。

  • 容量:700ml
  • アルコール度数:40%
  • 希望小売価格:2,420円(税別)
  • 市場価格:約2,200円~約2,700円(箱の有無問わず)

【味の特徴】

  • 香り:柔らかい甘みとふんわりとした木の香り
  • 味わい:アルコールのとげがなく、しっかりとした飲み口を感じ、甘めの余韻が長く続く
  • おすすめの飲み方:トワイスアップ、ソーダ割

普段からお酒に飲みなれている方はぜひトワイスアップで、加水によるスムースさと程よい甘みとコクをお楽しみください。飲みなれていない方や、2杯目以降の方にぜひソーダ割で。腰砕けになることがないので、飲みやすくすっきりとしていながら、余韻に残る甘さを感じていただけます。一口「ゴクッ」と飲みましたら、鼻でゆっくり呼吸をしてご堪能ください。

カナディアンクラブ20年の定価・市場価格・特徴について

20年の超熟を経て生み出される深く暗めな琥珀色と、一切の攻撃性を感じない柔らかく深いコクとすっきりさのバランスを合わせ持つ一本。

  • 容量:750ml
  • アルコール度数:40%
  • 希望小売価格:18,150円(税別)
  • 市場価格:約10,500円~約20,000円(箱の有無問わず)

【味の特徴】

  • 香り:ドライフルーツのような濃縮された果物のフルーティー
  • 味わい:穀物とスパイス感、クッキーのようなバニラの香り、余韻は長くスパイスを入れた果物のコンポートのような香りが残る
  • おすすめの飲み方:ストレート、ミスト

20年の熟成から生み出される香りと甘さ、コクと余韻をお楽しみいただくためにぜひストレートでお楽しみください。もしお持ちの方はスポイトなどで一滴ずつ加水し、香りや味わいのグラデーションを感じてください。少し冷やすとまた違った顔を見せてくれますので、是非ともクラッシュアイスに合わせたみミストで。冷えるとともに時間経過により加水されることで飲みやすくなり、ゆっくりと変化を楽しめます。

カナディアンクラブ・ブラックラベルの定価・市場価格・特徴について

「C.C.」の中でも日本人に向けて作られた日本限定の銘柄。和食や普段のお食事に合わせていただき、食卓を明るい琥珀色で彩ってください。

  • 容量:700ml
  • アルコール度数:40%
  • 希望小売価格:4,840円(税別)
  • 市場価格:約4,000円~約5,700円(箱の有無問わず)

【味の特徴】

  • 香り:8年以上のオーク樽熟成から生まれる木の香りと、柑橘を思わせるフルーティーさ
  • 味わい:やわらかで優しい口当たりと、口に広がるさわやかな草原を思わせるような香り、長めの余韻には少しの甘みを感じます。
  • おすすめの飲み方:水割り、ソーダ割

水割りやソーダ割を普段のお食事や繊細な和食に合わせてください。トゲもクセもないさわやかで豊かな香りが日本食とマッチします。醤油や出汁、味噌ともぶつからないため煮物などと組み合わせていただくのがおすすめです。

カナディアンクラブ・ホワイトラベルの定価・市場価格・特徴について

ISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)2016で金賞を受賞した、「C.C.」の定番ボトル。軽くてスムーズな飲み口はウイスキービギナーから上級者までおすすめできるウイスキーです。

  • 容量:700ml/1000ml/1750ml
  • アルコール度数:40%
  • 希望小売価格:1,680円/2,660円/3,870円(税別)
  • 市場価格:約1,500円~約1,800円/約2,000円~約4,000円/約3,700円~約4,700円(箱の有無問わず)

【味の特徴】

  • 香り:シナモンやグローブのようなスパイス、バニラ、焼き菓子のような香り
  • 味わい:スムースでバランスのとれた味、しっかりとしたボディ、余韻にはわずかな甘みと木の香りが程よく残る。
  • おすすめの飲み方:ストレート、ロック、ソーダ割、カクテルのベースとしても

ウイスキーそのものの味をゆっくりと味わい代時時にはロックやストレート、お食事と合わせたり昼飲みにはソーダ割をおすすめします。カクテルのベースとしても最適です。サントリー公式ホームページには「C.C.カクテル」としていくつか紹介されていますので、参考にしてみるのも面白いと思います。

カナディアンクラブのおすすめの飲み方

ウイスキーの飲み方は基本的に9種類ありますが、まずは「C.C.」のどの銘柄でもストレートや水割りで楽しむのがおすすめです

9種類をざっとご紹介すると

  • ストレート(常温氷なし)
  • ロック(ロックアイスにより少しずつ冷やされながら、加水される)
  • ミスト(クラッシュアイスを用いてロックよりも早く冷えて加水される)
  • トワイスアップ(ウイスキーと水が常温で1:1)
  • ハーフロック(トワイスアップに氷を加えたもの)
  • フロート(氷を入れた水にウイスキーを浮かべて2層になるように注ぐ)
  • ソーダ割(氷と炭酸水で割合が1:3~1:4程度)
  • 水割り(氷と水で割合が1:3~1:4程度)
  • お湯割り(マグカップなどに1:3~1:4程度)

このようになります。是非とも「C.C.」で試していただきたいと思います。

また、サントリー公式ホームページでも示されているようにショートやロングなどのスタイルを問わず様々なカクテルのベースとして楽しむこともできます。日本では様々なフレーバーや味付きの炭酸水も多く発売されていますので、それらを用いてハイボールにするだけでも、多くのバリエーションを楽しむことができます。

このように「C.C.」1本でも多くの飲み方がありますが、他の方がどのように楽しんでいるのか、参考までにチェックしてみたいと思います。

https://x.com/room502ebi/status/1492751901569392642

皆さんが、ご自分のお好きな飲み方で楽しんでいるようです。是非、色々な飲み方をこの「C.C.」で試してみてください。そして自分の好きな飲み方を見つけてみてください。

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