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エリザベス女王と歩んできたウイスキー。「ロイヤルサルート21」

伝統と歴史のある国イギリス。
世界の大国の一つでもあるこの国を治めているのが、イギリス王室。
通称“ロイヤルファミリー”です。

1952年、エリザベス女王2世が正式に王女の座を継承する式典、「戴冠式」を記念し、シーバス社から誕生したウイスキーが「ロイヤルサルート21年」です。


今回は、そのロイヤルサルートの歴史と伝統に注目してまとめてみました。

ロイヤルファミリーに捧げたウイスキー

エリザベス女王2世が王女の座を継承する式典「戴冠式」を記念し、シーバス社から誕生したウイスキー「ロイヤルサルート21年」のイメージ画像

「21」の意味

「ロイヤルサルート21年」の“21”の意味。
皆さんはご存じですか?

この“21”という数字は、エリザベス2世の戴冠式の際に、英国軍が鳴らした空砲の回数を表しています。
この空砲は「王礼砲」と呼ばれており、特別な行事の際に鳴らされる事が多く、その回数も予め決まっています。

エリザベス2世の戴冠式で鳴らされた「王礼砲」は21回なので、21年以上熟成させた原酒を贅沢に使用し製造されています。

ウイスキーボトルの秘密

ウイスキー棚に陳列される様々な種類のウイスキーボトルの画像

「ロイヤルサルート21」の魅力は名前だけではありません。
実は中身を入れるボトルにもかなり拘っています。

このボトルを手がけているのは、創業1810年のイギリスの老舗陶器メーカー「ウェイドセラミックス社」です。

ロイヤルサルートとの関係はかなり古く、販売当初の1953年にまで遡ります。

当時、数量限定で販売されたロイヤルサルート。
このボトルのデザインを手がけた時は中央に「英国王室の紋章」をデザインしていました。
これはエリザベス女王に対する敬意の意味を表す他に、シーバス社が王室御用達と認められた名誉ある称号“ロイヤルワラント”を持っていたことも関係しています。

"ロイヤルワラント" とは?

”ロイヤルワラント”とは英国政府が定めた信頼できるブランドに紋章を与える制度です。
1840年に、この制度(正式にはロイヤル・アポイントメント制度)はできました。

厳格な審査基準のもと、イギリス王室が定める制度です。
いかにこのウイスキーが信頼されたブランドであるかがわかります。

その後デザイン変更を受け、現在は「スコットランドの英雄ブルース大王」が描かれているそうです。

また、このボトルには赤、青、緑の3色が用意されており、それぞれしっかりとした意味を持っています。

それぞれのボトルの意味

赤いボトル

「ロイヤルサルート21」の赤ボトルの色のイメージとなったルビーの画像

赤は「勝利を呼ぶ石」とも言われる宝石“ルビー”をイメージし、製造されました。
この宝石はダイヤモンドの次に硬い石でも有名ですね。
また歴史が古く、磨くと赤色にまばゆく輝くのが特徴で現在でも人気の宝石です。

また勇気や情熱、自由などの意味もあります。

青いボトル

「ロイヤルサルート21」の青ボトルの色のイメージとなったサファイアの画像

青は「最も神に近い石」と言われる宝石“サファイア”をイメージして製造されています。
この宝石は神秘的な青色が特徴で地球の青、宇宙の青を表していると言われているそうです。
日本では“青玉”と呼ばれていますね。


そしてこの宝石には、平和を祈り一途な思いを貫く意味もあります。

緑のボトル

「ロイヤルサルート21」の緑ボトルの色のイメージとなったエメラルドの画像

緑は「神の栄光や恵みを象徴する石」と言われる宝石“エメラルド”をイメージして製造されています。
この宝石は木々の緑のように生命力溢れる深い緑色が特徴で、癒しの効果もあるそうです。

またこの宝石には愛や幸、未来を見通すなどの意味も含まれています。

この3色の宝石は全てエリザベス女王の王冠に装飾されています。

それぞれの宝石の持つ意味を考えると、正に「ロイヤルサルート21」のボトルの色に相応しいですね。

おすすめの「ロイヤルサルート21年」の商品

「ロイヤルサルート21」をイメージしたウイスキーの画像

ここまでいかがでしたか?
少しでも王室とロイヤルサルートの関係を学んでいただけたら幸いです。

最後に「ロイヤルサルート21年」の種類と特徴についてご紹介いたします。

ロイヤルサルート21年

ロイヤルサルートのフラッグシップ商品です。

現在でも3色のボトルがそれぞれ使われており、中身は同じですがボトルを集めるために購入される方が多いそうです。

価格も11,240円〜と比較的リーズナブルなお値段です。
参考:http://www.pernod-ricard-japan.com/brands/domestic/whisky/royalsalute/

ロイヤルサルート21年・シグネチャーブレンド

商品名とボトルデザインをリメイクして2019年に登場したこちらのウイスキー。

ブルーを基調としたエレガントなデザインのボトルと箱は、飲み終わった後にコレクションとして取っておくのもおすすめです。

オーク樽の木と柑橘系のフローラルが調和し織りなす香りは、満足度がかなり高く贈り物などに選ばれる方が多いそうです。


価格は12,530円〜です。

参考:http://www.pernod-ricard-japan.com/brands/domestic/whisky/royalsalute/

ロイヤルサルート21年・モルトブレンド

2019年に登場したこちらのヴァッテッドウイスキー。

ヴァッテッドとはブレンドと言う意味で、このモルトブレンドは21年以上熟成させた21種類の原酒をブレンドし製造されました。

グリーンとゴールドの高級感あふれるボルトと箱はコレクションとして取っておくことはもちろん。
それぞれのシングルモルトが織りなす香りと味は正にシンフォニーと言えるでしょう。

その証拠にウイスキーのみを対象とした品評会「ワールド・ウイスキー・アワード」通称WWA2019で最高賞を受賞しています。

価格は14,697円〜です。

参考:http://www.pernod-ricard-japan.com/brands/domestic/whisky/royalsalute/

ロイヤルサルート21年・ブレンデッドグレーン

小麦などの穀類と大麦麦芽で発酵、熟成させた「グレーンウイスキーのみ」をブレンドしたウイスキーです。

グレーン特有の甘みとスパイシーさを感じる味わいです。
しかも、グレーンのベタつき感もなく非常に飲みやすいと好評をいただいているそうです。

また、雪が降り積もった山をイメージしたデザインのボトルと箱も素敵です。
冬の時期に贈る贈り物などにいかがでしょうか?

参考:http://www.pernod-ricard-japan.com/brands/domestic/whisky/royalsalute/

最後に

英国王室との関係がかなり深い「ロイヤルサルート21年」特集いかがでしたか?

部屋でイギリスのクラシック音楽をかけ、ゆっくりとエレガントでゴージャスな箱とボトルを開けて、一口飲んで目を閉じてみましょう。

豊かな風味と一緒にイギリスの景色や雰囲気を少しでも感じる事ができるかもしれません。

  • この記事を書いた人

ウイスキーン編集部

ウイスキー好きがオススメするウイスキーの銘柄や飲み方を紹介するメディアです。自宅で気軽にできるウィスキーの楽しみ方やバーに行ったときに注文したくなるような銘柄など、ウィスキー初心者からお酒が少し苦手な方まで、誰でも楽しめるウィスキーの魅力を発信します。

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