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ウイスキー「スカリーワグ」とは|味わいやおすすめの飲み方を紹介

犬のラベルが特徴的な「スカリーワグ」は、70年以上の歴史をもつボトラーズ会社が出しているスペイサイドのブレンデッドモルトです。

「ザ・マッカラン」などの名だたるモルト原酒が含まれており、シェリー樽由来の甘くフルーティーな味わいが特徴です。

「スカリーワグ」の味わいや種類、口コミをご紹介していきます。

この記事の監修者

浅野まむ

浅野まむ

お酒とBarを愛しています。バーテンダー歴8年、現在ライター。ウィスキーエキスパート資格持ち。 1人で飲むのも、2人で飲むのも、大勢で飲むのも何でも好きです。

ウイスキー「スカリーワグ」とは

犬のラベルが特徴のウイスキー「スカリーワグ」
画像出典:Scallywag With Free Hand Warmer Gift – Douglas Laing & Co.

「スカリーワグ」はボトラーズ会社のダグラスレインからリリースされている、スペイサイドの原酒のみをブレンドしたブレンデッドモルトウイスキーです。

ボトラーズ会社とは蒸留所から原酒を買い付け、熟成から瓶詰めまでを独自の製法で行っている会社で、くわしく知りたい方はこちらの記事もぜひお読みください。

「スカリーワグ」には「ザ・マッカラン」の原酒がブレンド

「スカリーワグ」はスペイサイドモルトのみを使って造られており、スペイサイドモルトとはスコットランドのハイランド地方にあるスぺイ川周辺の蒸留所で製造されるモルトウイスキーを指します。

「スカリーワグ」には、「ザ・マッカラン」のほか「モートラック」「グレンロセス」を含むスペイサイドモルトが使用されています。

「ザ・マッカラン」は、ハイランド地方で2番目に蒸留ライセンスを与えられた老舗蒸留所で造られるウイスキーで、シェリー樽由来の華やかで上品な風味が特徴です。

「モートラック」は、2.81回の蒸留という非常に複雑な蒸留方法で造られるモルトウイスキーで、リッチで重厚な味わいが楽しめます。

「グレンロセス」はオレンジやメープルシロップを感じる繊細な味わいが特徴で、「カティサーク」や「フェイマスグラウス」のキーモルトとしても知られています。

これらの個性的なモルトウイスキーをブレンドすることにより「スカリーワグ」の豊かでフルーティーな味わいが実現するのです。

「スカリーワグ」は犬のラベルが目印

「スカリーワグ」のボトルで目をひくのはやはり愛らしい犬のラベルです。

この犬はダグラスレイン社で代々飼われている犬のフォックステリアがモデルとなっています。

「スカリーワグ」とは愛くるしい犬のしぐさを表す際に使う言葉で、「愛くるしい」という意味の「スウィート」に由来しています。

フォックステリアはイングランド原産の犬種であり、多くが明るく社交的で人を喜ばせることが好きな性格のようです。

甘くて愛くるしいという印象は、甘い味わいが多いスペイサイドモルトの特徴をよく表しています。

「スカリーワグ」を造るダグラスレイン社

画像出典:A Passion for Whisky – Douglas Laing & Co.

ダグラスレイン社は、1948年にスコットランドのグラスゴーで設立されたボトラーズ会社です。

スコットランドの歴史あるボトラーズ会社

スコットランドにあるダグラスレイン社は、70年以上家族で運営してきた長い歴史を持つボトラーズ会社です。

魅力的なシングルカスクウイスキーや、「スカリーワグ」のような個性あふれるスモールバッチのブレンデッドモルトにも力を入れています。

創業から長い間蒸留所は所有していませんでしたが、2019年にスコットランドのストラスアーン蒸留所を買収しました。

個性的なブレンデッドモルト

ダグラスレインはブレンドに力を入れており、その一つが「スカリーワグ」です。

「スカリーワグ」はダグラスレイン社の有名なラインナップである「リマーカブルリージョナルモルト」(Remarkable Regional Malts/注目すべき地域限定モルト)シリーズのひとつ

スコットランドの代表的な6つの産地ごとのブレンデッドモルトを造っており、産地の特徴をよく表したシリーズです。

ウイスキー「スカリーワグ」のラインナップ

スペイサイドのモルトから造られる、魅力的な「スカリーワグ」のラインナップをご紹介します。

スカリーワグ

スカリーワグの商品画像
画像出典:Scallywag – Douglas Laing & Co.
  • アルコール度数:46%
  • 容量:700mL、50mL

「ザ・マッカラン」「モートラック」「グレンロセス」を含む、スペインのシェリー樽で熟成されたスペイサイドモルトをブレンドした「スカリーワグ」のスタンダードボトルです。

フルーツ、チョコレート、スパイスの味わいにバニラの余韻が続く、甘くてリッチな風味が特徴です。

スカリーワグ 10年

スカリーワグ10年の商品画像
画像出典:Scallywag 10 Years Old – Douglas Laing & Co.
  • アルコール度数:46%
  • 容量:700mL

「スカリーワグ10年」は、ペドロヒメネスとオロロソシェリーの樽で熟成されたスペイサイドモルトのブレンデッドウイスキーです。

チョコレートやモカ、渋みのあるオレンジの風味、シェリー樽由来のダークフルーツとスパイスの余韻が楽しめます。

スカリーワグ キャンピングエディション

スカリーワグ キャンピングエディションのボトル
画像出典:https://x.com/cafebar_valier/status/1540694621117751296?s=20
  • アルコール度数:46%
  • 容量:700mL

「スカリーワグ キャンピングエディション」は、静寂に満ちた日本の情景をたたえてボトリングされた限定ボトルです。

大自然を背景にして帽子を被った犬のラベルがかわいらしいですね。

甘く煮込んだフルーツ、リッチなココア、オレンジの香りと、ミルクチョコレートとナツメグ、シナモンの風味が特徴。

焼きたてのフルーツケーキ、かすかなジンジャーやシトラスの長い余韻が楽しめます。

スカリーワグ チョコレートエディション

スカリーワグ チョコレートエディションの商品画像
画像出典:Scallywag Chocolate Edition 2023 – Douglas Laing & Co.
  • アルコール度数:48.4%
  • 容量:700mL

チョコレートとウイスキーの組み合わせを追求した限定ボトルです。

みずみずしいシェリー樽熟成のモルト原酒とココアの風味が豊かなスペイサイドモルト原酒を組み合わせて造られており、チョコレート好きにもおすすめの銘柄です。

スカリーワグ ウィンターエディション 2023

スカリーワグ ウィンターエディションの商品画像
画像出典:Scallywag Winter Edition 2023 – Douglas Laing & Co.
  • アルコール度数:52.5%
  • 容量:700mL

使われている原酒は全てシェリー樽熟成の、冬季限定ボトルです。

オロロソやペドロヒメネス由来のスパイス、ジンジャーブレッド、オレンジの香り、カカオとベリー、ナッツの味わいを楽しめます。

オーロラを背景にした犬のラベルもかわいらしい一本です。

こちらの2023年版ウインターエディションは、Master of Maltなどの海外サイトで購入可。

▼なお、2022年版ウインターエディションは人気の高い「スカリーワグ」で、ボトルネックにマフラーが巻かれています。
2022年度版はamazonや楽天で購入できます。

ウイスキー「スカリーワグ」の飲み方

スカリーワグのボトルとチョコレート
画像出典:Scallywag – Douglas Laing & Co.

「スカリーワグ」は比較的入手しやすい価格なので、家でいろいろな飲み方を試すのにぴったりです。

スコッチ好きやスペイサイドモルト好きの方であれば、他のスコッチとの飲み比べや、キーモルトとなっているモルトウイスキーとの比較も楽しいですね。

ストレートやロックでキーモルトを味わう

まずはストレートで飲み、「ザ・マッカラン」などのキーモルトの特徴を味わってみてください。

「スカリーワグ」は甘く飲みやすい味わいのため、ロックで飲むのもおすすめです。

ゆっくりと時間をかけて飲むことで、バニラのような甘い風味が少しずつ開いていきます。

ストレートやロックのおつまみには、ダークチョコレートがおすすめで、チョコレートの苦味が「スカリーワグ」のリッチでフルーティーな味わいをより深めてくれるでしょう。

カクテルで味わう

スカリーワグで作るカクテル
画像出典:Scallywag – Douglas Laing & Co.

「スカリーワグ」はカクテルにしてもおいしく楽しめ、公式サイトではマンハッタンをすすめています。

「スカリーワグ」マンハッタンの作り方は次のとおりです。

  1. ミキシンググラスとカクテルグラスに氷を入れる
  2. ミキシンググラスに25mLの「スカリーワグ」と15mLのスイートベルモットを入れ、ステアする
  3. カクテルグラスの氷を捨てカクテルを注ぐ
  4. マラスキーノチェリーを添える

ウイスキー「スカリーワグ」の評価は?口コミを紹介

窓辺に置かれたストレートウイスキー

かわいらしいラベルと甘い味わいが魅力の「スカリーワグ」ですが、実際に飲んだ人の評価はどのようになっているのでしょうか。

SNSの評価を見ていきます。

「おいしい」という評価

まずは「スカリーワグ」を「おいしい」と評価している口コミをみていきましょう。

シェリー樽由来の甘みを高く評価している声が多く、ナッツなどの食べ物との組み合わせを楽しんでいる人もいるようです。

ネガティブな評価

次に「スカリーワグ」のネガティブな意見を見ていきます。

ネガティブな評価は少ないですが、「スカリーワグ」の甘い味わいが好みではないという意見が見つかりました。

飲みやすいウイスキーを求めている人や、フルーティーな甘みが好きな人におすすめの銘柄といえそうです。

まとめ

旅行の荷物とスカリーワグのボトル
画像出典:Scallywag With Free Hand Warmer Gift – Douglas Laing & Co.

スペイサイドモルトにこだわってブレンドされた「スカリーワグ」は歴史あるボトラーズ会社が選び抜いたモルトをしっかり味わえる、魅力的な銘柄です。

フルーツやチョコレートの甘みはカクテルにもピッタリなので、ぜひいろいろな飲み方で楽しんでみてください。

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  • この記事を書いた人

けい

Webライター/オンラインコーチングで活動中のノマドワーカー。海外旅行好きで旅行先のバーやレストラン巡りが趣味。ウイスキーは勉強中!ワイン、日本酒、ビールが好き。

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