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スコッチ

日本人のための「シーバスリーガル ミズナラ」飲みやすさの秘密

世界中で有名なブレンデッドウイスキーといえば「ジョニーウォーカー」「バランタイン」そして今回紹介する「シーバスリーガル」といわれています。

そんな世界中にファンが多くいるシーバスリーガルが日本にインスパイアされ、特別な製法で作ったウイスキーが「シーバスリーガル ミズナラ」です。

この記事では、知っていたらよりお酒がおいしく感じる豆知識や、おすすめの飲み方など「シーバスリーガル ミズナラ」の魅力を余すことなく紹介します。

この記事の監修者

浅野まむ

浅野まむ

お酒とBarを愛しています。バーテンダー歴8年、現在ライター。ウィスキーエキスパート資格持ち。 1人で飲むのも、2人で飲むのも、大勢で飲むのも何でも好きです。

「シーバスリーガル」とは

ライトに照らされたシーバスリーガルのボトル

「シーバスリーガル」は200年以上の歴史があり、世界中で販売されているブレンデッドスコッチウイスキーの代表格です。

人気の理由は、飲みやすく品がある味わいにあります。

イギリスの酒類専門誌が主催するスピリッツを対象にした世界的品評会、「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ」や、世界的なスピリッツコンペティション「サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション」で数多くの賞を受賞するほどの実力のあるウイスキーです。

歴史

製造元のシーバス・ブラザーズ社の前身は、1801年創業の食料品店です。

当初はワインなどの高価な食品を扱う店でしたが、やがて需要が伸び始めたウイスキーを扱うようになりました。

1900年ごろからアメリカへの輸出をスタートさせ、アメリカでウイスキーといえば「シーバスリーガル」と言われるほどの人気を集めます。

1950年にはスペイサイドのストラスアイラ蒸留所を購入して「シーバスリーガル」の原酒を製造

今日まで「ストラスアイラ」をキーモルトに、「シーバスリーガル」のブレンディングを行っています。

蒸留所

ストラスアイラ蒸留所の創業は、さかのぼること1786年。

数多くの蒸留所が点在するスペイサイド内でもっとも古い歴史を持っており、現在も「シーバスの故郷」として愛されています。

建築物もとても美しく、さらにはビジター施設もあり、観光として訪れるのもおすすめです。

ここで造られる原酒はフルーツの甘みとナッツのような風味が特徴で、高級感のある味わいに仕上がっています。

「シーバスリーガル ミズナラ」の特徴

シーバス リーガル ミズナラを熟成させるための日本産ミズナラ樽

歴史ある「シーバスシーガル」が日本人のためにブレンドした特別なウイスキー、それが「シーバス リーガル ミズナラ」です。

マスターブレンダーのコリン・スコット氏が日本のウイスキー造りへの情熱や技術に感銘を受けたのをきっかけに、日本への称賛を込めてブレンドされた特別仕様の商品です。

一番の特徴は、選び抜いた原酒の一部を、日本産ミズナラ樽でフィニッシュしている点。

ミズナラ特有のスパイシーな香りを感じられるウイスキーです。

ミズナラ樽とは

日本に多く自生するミズナラで作られた樽が「ミズナラ樽」。
お香の原料として使われる白檀(ビャクダン)や伽羅(キャラ)のような独特の香りが特徴です。

ミズナラ樽が登場したのは戦時中のこと。
樽の輸入が困難だった時期、サントリーがミズナラを使用した樽を作り上げました。

木そのものの香りが強く、水漏れしやすい木材のため評価は高くありませんでしたが、職人の努力で水漏れなどを克服。
強すぎる香りも2回・3回と使われることで香木を思わせる心地よい香りになるという偶然も重なり、今では世界中で評価される樽となりました。

現在では「ジャパニーズオーク」と呼ばれ、ジャパニーズウイスキーの象徴的な存在となっています。

しかしミズナラ樽になるための木を育てるのに時間がかかることや、製造コストが非常に高いことからミズナラ樽が激減。

そのため希少価値が高く、高級品となっています。

ミズナラ樽を使ったジャパニーズウイスキーの詳細はこちらから

「シーバスリーガル ミズナラ」の商品ラインナップ

現在販売されている「シーバスリーガル ミズナラ」の種類は以下の2つです。

・「シーバスリーガル ミズナラ 12年」
・「シーバスリーガル ミズナラ 18年 カスク フィニッシュ」

それぞれの特徴を紹介します。

「シーバスリーガル ミズナラ 12年」

茶器とシーバスリーガルミズナラ12年のボトル
出典:https://www.chivas.com/ja-JP/our-collection/chivas-mizunara

アルコール度数40 %

「シーバスリーガル ミズナラ 12年」は、フルーティな爽やかさと、ほんのりシナモンのような香りがします。
クリーミーな舌触りと、最後に鼻に抜ける香りがミズナラの特徴的な味わいを感じさせてくれるでしょう。

とにかくバランスが良く非常に飲みやすいので、ウイスキーが初めてという方にもおすすめです。

「シーバスリーガル ミズナラ 12年」はどのような飲み方をしても、おいしくいただけます。
しかし、繊細な味わいが崩れてしまうため、味が強いジンジャーエールやコーラで割るのはおすすめしません。

試していただきたい飲み方は水割りです。
ミネラルウォーターで割って、いつもより丁寧な水割りで味わってみてください。
甘さがすっきりとし、舌触りも滑らかになります。

「シーバスリーガル ミズナラ 18年 カスク フィニッシュ」

シーバスリーガル ミズナラ 18年 カスク フィニッシュのパッケージ画像
出典:https://www.pernod-ricard-japan.com/news/whisky/20200114/3344/

アルコール度数43%

18年以上熟成されたさまざまな原酒を日本人に合わせたブレンドを行い、ミズナラ樽でフィニッシュさせたのが「シーバスリーガル ミズナラ 18年 カスク フィニッシュ」です。

グラスを回せば、甘さとスパイシーさが共存した香りが立ちあがってきます。
味わいそのものは12年とあまり変化はありませんが、飲んだ後は深みがあり、余韻が長く続く心地よい味わいです。

おすすめの飲み方はストレート、もしくはオンザロックです。
しっかりとアルコールを感じる飲み方で余韻を味わってみてください。

まとめ

「ブレンドは成功のもと」というキャッチフレーズで広告展開している「シーバスリーガル」。

ミズナラ樽でフィニッシュさせた原酒をブレンドすることで、多くの日本人を魅了する飲みやすさと優しい味わいを作り出しました。

この味でこの価格帯は、他のウイスキーではマネできません。

見かけたときは、ぜひ試してみてください。

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  • この記事を書いた人

ASUKA

本業はヨガインストラクター。 ウイスキー好きが高じてWhiskeen編集部の仲間入りを果たす。 アイラ系とシェリー樽系のどちらも大好き。

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