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ウイスキーの割り方・飲み方11選【意外と知らない飲み方も】

ウイスキーには、ストレートやロック以外にもさまざまな飲み方・割り方が存在します。

水を加えることで香りが甘くなるウイスキーもありますし、ジュースで割って各段に飲みやすくなるものもあります。

「ウイスキーを割るなんて…」と思う人もいるかもしれませんが、そのまま飲むだけがウイスキーの魅力ではありません。

これからご紹介するさまざまな飲み方で、ウイスキーをとことん楽しんでみてはいかがでしょうか。

この記事の監修者

浅野まむ

浅野まむ

お酒とBarを愛しています。バーテンダー歴8年、現在ライター。ウィスキーエキスパート資格持ち。 1人で飲むのも、大勢で飲むのも、2人で飲むのも、なんでも好きです

ウイスキーの割り方・飲み方11選

ウイスキーにはどんな割り方、飲み方があるのかさっそく見ていきましょう。

割り方や飲み方は、ウイスキーをダイレクトに味わえるストレート以外にもたくさんあります。

割り方によって、ウイスキーはさまざまな表情を見せてくれるのです。

ストレート

グラスに入ったウイスキー

ウイスキーを味わう飲み方は、なんといってもストレート。

ウイスキーそのものの味をしっかり楽しみたいなら、ストレートをおすすめします。

それは、ウイスキーの表情ともいえる香り、味、素材の風味を感じることができるからです。

そのまま飲むのが苦手な人は、ストレートの香りを楽しむだけでも面白いです。

ウイスキーの香りから風味を想像するのもウイスキーの楽しみ方の一つですので、ぜひお試しください。

ウイスキーは空気に触れると香りが少しずつ変化します。

ストレートをゆっくり味わえば、香りや余韻の変化を楽しむこともできますよ。

トワイスアップ

ウイスキーの入ったストレートグラス

トワイスアップを知っている人はウイスキーに通じている人ですね。

グラスにウイスキーを注いで同量の水を加える飲み方で、氷は入れません

少量水を加えることで香りが開き、トワイスアップにして飲めば香りを強く感じられるはずです。

このときグラスの口がすぼんでいるストレート用のグラスを使用すると、ウイスキーの特徴的な香りを逃さず楽しむことができます。

オン・ザ・ロック

丸氷の入ったグラスに注がれたウイスキー

オン・ザ・ロックはウイスキーを冷やし、アルコール度数を和らげる飲み方です。

ストレートで味わうにはアルコールがきついと感じる人は、ロックで楽しんでみると良いでしょう。

ウイスキーを薄め過ぎないように溶けにくく締まった氷を使い、表面積が小さく溶けにくい丸氷が用意できるとベストです。

ロックは氷とグラスの美しさを楽しめる側面もあり、丸氷とウイスキーに合うグラスを探すのも楽しみの一つといえましょう。

ハーフロック

ウイスキーのハーフロックのアップ

ハーフロックは、オン・ザ・ロックにウイスキーと同量の水を加えた飲み方で、ウイスキーと水の比率が1:1になるように作りましょう。

オン・ザ・ロックは、ストレートで飲むとアルコール度数が強すぎる、かといって水割りでは物足りないという人におすすめの飲み方です。

美味しく作るコツは、氷の入ったグラスにウイスキーを入れたら一度混ぜることです。

ステアして、水を注ぐ前にウイスキーと氷をよくなじませましょう。

ウイスキーの温度をゆっくりと下げてから水を注いでもう一度混ぜれば、美味しいハーフロックの完成です。

ハーフロックは、ウイスキーを冷やしつつ香りを開き、それでいてストレートのような味わいを楽しめる飲み方です。

ハイボール

ハイボールで乾杯

ハイボールはウイスキーに炭酸を合わせたシンプルな飲み方で、レモンなどの柑橘を搾ってさっぱりさせるのを好む人もいます。

のど越しのよいハイボールの基本比率は、ウイスキー1に対してソーダ3~4

氷をたっぷり使い、グラスやウイスキーをしっかりと冷やすのが美味しく作るポイントです。

大きめのタンブラーに氷を詰めたら、ウイスキーを注いで軽くステアして、ウイスキーとグラスを冷やします。

それから静かにソーダを注ぎましょう。ソーダはなるべく氷に当てないよう静かに注ぐのがポイントです。

マイルドな風味のウイスキーをベースにすれば飲みやすいハイボールが作れますし、ピーティでクセのあるウイスキーをベースにすれば重厚で飲みごたえのあるハイボールが作れます。

水割り

ウイスキーの水割り

水割りは日本特有のウイスキーの割り方で、かつては富裕層の嗜好品だったウイスキーを大衆に浸透させるプロモーションの一環で生まれた飲み方です。

基本比率はウイスキー1に対して割り水2~2.5で、ウイスキーの特性に合わせて水の量を微調整しましょう。

美味しく作るコツは、水を注ぐ前にウイスキーと氷をよく混ぜることです。

ステアしてウイスキーを冷やし氷となじませてから少しずつ水を注ぎ、味を見ながら調整していきます。

なお、ベースのウイスキーの香りが複雑である場合、香りのバランスが崩れる可能性があるので水の量は少なめにしておきましょう。

水割りに向いているのは優しい味のスコッチやジャパニーズウイスキーで、マイルドで水との相性がよいウイスキーを選びましょう。

ウイスキーフロート

1杯で様々な濃度を楽しめるウイスキーフロートの画像

ウイスキーフロートとは、グラスに入った水にウイスキーをゆっくりと注ぎ、水の上にウイスキーの層を作るスタイルのこと。

ウイスキーフロートは、水とウイスキーの比重差を利用した割り方で、混ぜずに飲むのが基本です。

作る際に注意したいのは「ゆっくり注ぐ」という1点。

水の上にウイスキーの層を浮かべてきれいにフロートさせるためには、慎重に注がなければなりません。

最初はウイスキーの味や香りを強く感じ、飲んでいくうちにウイスキーと水が混ざり合って風味が変化するのがウイスキーフロートのよさです。

初めはしっかり、後半はアルコール度数を抑えてすっきりと。

一杯でさまざまな濃度を楽しみたい人は、ウイスキーフロートがおすすめです。

ウイスキーミスト

ウイスキーミストとは、クラッシュドアイスで満たされたロックグラスにウイスキーを注ぐ飲み方です。

名前だけ見ると、どんなものか想像するのが難しいかもしれません。

ジムビーム(Jim Beam)のCMでは、女性タレントがウイスキーミストで飲んでいるシーンもありましたね。

あのCMを見れば、飲み方をイメージしやすいでしょう。

清涼感が楽しめる一杯です。

ミントや砂糖を入れて、ザクザクと混ぜるアレンジレシピもおすすめですよ。

ホットウイスキー

お湯割りにすることで普段は現れない微細な香りと味わいを楽しめる「ホットウイスキー」の画像

ウイスキーの隠れたポテンシャルを感じられるのがホットウイスキーで、特に冬場はおすすめです。

ウイスキーをお湯割りにすることで、香りが強まったり味わいが変わったりするので、その変化を楽しめる飲み方です。

割り方としては、先にウイスキーを耐熱グラスに注ぎ、それからウイスキーの2、3倍程度のお湯を注ぎます。

お湯が熱すぎると香りが飛んでしまう場合があるので、80度以下のお湯がよいでしょう。

焼酎お湯割りと同様の楽しみ方ができますが、本格焼酎の多くはアルコール度数が25度。

対してウイスキーは40度程度ありますので、焼酎お湯割りのように楽しみたいのであればウイスキーに対するお湯の割合を多めにするとよいでしょう。

ジュース割り(フルールジュース・コーラなど)

ウイスキーカクテルの入ったグラス

ウイスキーと市販のジュースを、ウイスキー1に対しジュース3~4の割合で混ぜれば、飲みやすいウイスキーカクテルが作れます。

「ジャック ダニエル」とコーラで作った「ジャックコーク」、ウイスキーとジンジャエールで作った「ジンジャーハイボール」などが有名ですね。

オレンジジュースを入れた「オレンジハイボール」もおすすめで、ウイスキー1、オレンジジュース1、ソーダ3の割合でつくればさっぱりといただけます。

他にも、果実から搾ったフレッシュジュースを使ったり、2種類以上のジュースを使ったりして、さまざまな組み合わせが楽しめます。

昔からあるカクテルレシピを参考にするのもよいですし、基本比率をおさえた上で好みのカクテルを創作するのも楽しいですよ。

ウイスキーの味の変化を楽しみましょう。

牛乳割り

グラスに注がれた牛乳

ウイスキーが苦手・甘いものが好きな方に一度試していただきたい割り方が牛乳割りで、ウイスキー1に対し2~3の分量牛乳を注いで作ります

実はウイスキーと牛乳は相性がよく、古くからウイスキー×牛乳のカクテルレシピがあります。

バーボンに牛乳や生クリーム、砂糖などの甘味を加えれば「カウボーイ」ウイスキーと牛乳と砂糖で作る「ウイスキー・ミルクパンチ」も有名です。

砂糖の他にはちみつで甘味を調整したり、シナモンやナツメグを振りかけたりするアレンジもよいですし、砂糖などの甘味を加えず単に牛乳で割るだけでも十分美味しくなります。

最後に

さまざまなウイスキーの飲み方をご紹介してきましたが、いかがでしたか。

ウイスキーの飲み方が分からなくて手を出しにくいと感じていていた方が、この記事を読んで少しでもハードルが下がったのであれば幸いです。

ウイスキーは基礎知識があるとさらに楽しめるお酒です。

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  • この記事を書いた人

ウイスキーン編集部

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