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ウイスキー「アベラワー」とは|製法や歴史、ラインナップを解説

「アベラワー」はスコットランドのスペイサイド地方にあるアベラワー村で生まれたウイスキーで、甘く飲みやすいシングルモルトとして人気がある銘柄です。

その複雑な味わいを生み出すダブルカスクマチュレーション製法や歴史、多彩なラインナップを解説します。

SNSでの評価も紹介するので、「アベラワー」に興味のある方はぜひ参考にしてください。

この記事の監修者

いのかず

いのかず

バーテンダー歴6年。どこかのチーフバーテンダー。家でもお酒を楽しんでもらいたいという想いから、ウイスキーやカクテルに関するコンテンツをWebで発信。

「アベラワー」とは

ウイスキー樽のダボ栓を抜いている画像
画像出典:Our Special Craft - Aberlour

「アベラワー」とはゲール語で「せせらぐ小川の川口」を意味するその名のとおり、清らかな水に恵まれた地域で造られるウイスキーです。

1879年にスコットランドのスペイサイド地方、アベラワー村で生まれたウイスキー「アベラワー」の歴史を紹介します。

「アベラワー」の歴史

「アベラワー」の蒸留所は、1879年にジェームス・フレミングによって設立されました。

しかし実は、1826年にジェームズ・ゴードンとピーター・ウェアによって前身となる蒸留所が建てられていたのです。

蒸留所は50年ほど稼働していましたが、1879年に火災により大部分が焼失してしまいました。

同年にジェームス・フレミングは再設立を誓います。

何度かの買収を経て、現在はフランスのペルノ・リカール・グループが運営しています。

「アベラワー」の特徴

アベラワー蒸留所
画像出典:Aberlour Distillery

100年の歴史をもち、創業当時の製法にこだわって造られている「アベラワー」の特徴を解説します。

  • 軟水の仕込み水
  • 玉ネギ型のポットスチル
  • ダブルカスクマチュレーション
  • 薬瓶を模したボトルデザイン

軟水の仕込み水

「アベラワー」の製法の特徴の1つは仕込み水です。

かつては、イングランドの聖職者、聖ダンスタンに捧げられた神聖な井戸水を利用していたそうですが、今は枯渇してしまっています。

現在の仕込み水は、蒸留所近くのベンリネス山の中腹にある泉から湧き出る軟水です。

1986年にIWSC(国際ワイン&スピリッツコンペクション)にて最高金賞を受賞していますが、このときの仕込み水は聖ダンスタンの枯れ井戸から一時的に湧いた水だったという逸話や、受賞と同時に湧き出たという話もあります。

玉ネギ型のポットスチル

蒸留には玉ねぎ型のポットスチルが使われています。

ポットスチルから伸びるネックの長さは、長過ぎず短過ぎない「中くらい」の長さに設計されており、これによりしっかりしたボディと軽やかな味わいの絶妙なバランスを生み出しているのです。

このポットスチルでの2回の蒸留を経て、フルーティーなミディアムボディのスピリッツが生まれます。

ダブルカスクマチュレーション

「アベラワー」のほとんどのシングルモルトは、厳選されたオロロソ・シェリー樽とアメリカンオーク樽の2種類の樽を使って熟成する、ダブルカスクマチュレーションにより造られています。

オロロソ・シェリー樽で熟成された原酒は、よりフルーティーでスパイシーな味わいとなります。

アメリカンオーク樽の原酒はバニラとトーストしたココナッツの甘い香りが特徴です。

それぞれの樽の原酒を絶妙なバランスでブレンドさせ、「アベラワー」が造られています。

薬瓶を模したボトルデザイン

「アベラワー」のボトルは、ウイスキーの色がよく見えるシンプルなデザインです。

このボトルの由来は、創業当時アベラワー村の人々が蒸留所に薬瓶などを持参し、ウイスキーを樽から直接入れていたという逸話を元にデザインされています。

「アベラワー」のラインナップ

アベラワーのボトルのアップ
画像出典:Aberlour | Scotch Whisky

シェリー樽とバーボン樽の2種類の樽を使って熟成するダブルカスクマチュレーションによる複雑で豊かな風味が特徴の「アベラワー」。

こだわりの製法で造られた「アベラワー」のラインナップをご紹介します。

アベラワー12年 ダブル・カスク マチュアード

アベラワー12年 ダブル・カスク マチュアードの商品画像
画像出典:Aberlour Single Malt Whisky

アルコール度数:40%
容量:700mL

マスターディスティラー自らが厳選した南スペインのシェリー樽と、バーボン樽で12年熟成されたシングルモルトです。

優しいりんごのようなフルーティーな香り、チョコレート、トフィー、シナモン、ジンジャーのバランスの取れた味わい、甘くてかすかにスパイシーな暖かい余韻が特徴です。

「アベラワー12年 ダブル・カスク マチュアード」のレビュー

whiskeen編集部のバーテンダーいのかずが、実際に「アベラワー12年 ダブル・カスク マチュアード」を飲んだときの感想をコメントします。

どんな味わいか紹介します!

▼香り
とても優しく、シェリー樽由来のドライフルーツのような落ち着いた甘いフルーティーさがあります。

▼味わい
ミルクチョコレートのような甘さ、深みのあるオーク香、シナモンのようなスパイシーさを感じ、口当たりはなめらかです。

▼総評
とても優しい口当たりで、アルコールの刺激もほとんど感じませんでした。しかし、人によっては優しすぎて物足りなさを感じてしまうかもしれません。

繊細な味わいをできるだけハッキリと感じるためにも、ストレートやロック、少量の加水で飲むのがおすすめです。

甘くてリッチな風味のウイスキーが好きな人は、ぜひ一度飲んでみてください。

アベラワー16年 ダブル・カスク マチュアード

アベラワー16年 ダブル・カスク マチュアードの商品画像
画像出典:Aberlour Single Malt Whisky

アルコール度数:40%
容量:700mL

16年熟成されたシェリー樽とバーボン樽熟成の原酒をブレンドしたシングルモルトです。

ナッツ、スパイスを感じるリッチでフローラルな香り、プラムのようなフルーティーさとオークを感じる味わいと暖かくて長い余韻を楽しめます。

アベラワー 18年 ダブル・シェリーカスク フィニッシュ

アベラワー 18年 ダブル・シェリーカスク フィニッシュの商品画像
画像出典:Aberlour Single Malt Whisky

アルコール度数:43%
容量:700mL

定番ラインナップの中で最も熟成年数の長い銘柄です。

トフィーと熟した桃、ビターオレンジ、バタースコッチの香りと、アプリコットと古い皮やオークのフレーバーを感じる、クリーミーで華やかな味わいが特徴です。

オーク香が花開くような、長くてバランスの取れた余韻も楽しめます。

アベラワー アブーナ

アベラワー アブーナの商品画像
画像出典:Aberlour Single Malt Whisky

アルコール度数:バッチによって異なる
容量:700mL

「アブーナ(A’bunadh)」はゲール語で「起源」という意味です。

その名の通り、「アベラワー」の創業者ジェームス・フレミングをはじめとするウイスキー造りの先人たちの功績を称え、19世紀の創業当時と同じ製法で造られています。

厳選されたスパニッシュ・オークのオロロソ・シェリー樽により熟成され、カスクストレングス、ノンチルフィルタリングでボトリングされています。

レーズンやフルーツケーキのようなリッチでスパイシーな味わいが特徴です。

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アベラワー アブーナ アルバ

アベラワー アブーナ アルバの商品画像
画像出典:Single Malt Scotch Whisky Collection - Aberlour

アルコール度数:バッチによって異なる
容量:700mL

「アブーナ」シリーズの1つで、こちらも創業者ジェームス・フレミングが行っていた創業当時の製法で造られている銘柄です。

「アルバ(ALBA)」とはゲール語で「スコットランド」、ラテン語で「ホワイトオーク」の意味。

アメリカンオーク樽で熟成された原酒をカスクストレングス、ノンチルフィルタリングでボトリングされています。

トフィーアップルとアメリカンアップルパイ、軽やかなフローラルさが良いバランスで調和しており、甘い後味の中にもスパイシーさが感じられます。

アベラワー10年 フォレストリザーブ(終売)

アベラワー10年を注いだグラスとウイスキーボトル
画像出典:https://twitter.com/kenmiukura/status/1498986885586116610?s=20

アルコール度数:40%
容量:700mL

すでに終売となっている「アベラワー10年」。

レーズンのような甘さ、ライムのような柑橘系の酸味に続く長い余韻が特徴の1本です。

スモーキーさはかなり抑えられており、ウイスキー初心者にも飲みやすい味わいになっています。

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「アベラワー」の評価は?口コミを紹介

3種のボトルが並んだアベラワー
画像出典:Aberlour Single Malt Whisky

多彩なラインナップの「アベラワー」ですが、実際に飲んだ方の評価も気になりますよね。

SNSでの評価を集め、「まずい」または「うまい」と感じる理由を探っていきます。

「まずい」という口コミ

「アベラワー」についてネガティブな評価をしている意見を見ていきましょう。

「薄い」という言葉が見受けられますが、飲みやすいともいえるクセのなさが要因といえそうです。

苦みを感じておいしくないとする意見もありました。

「うまい」という口コミ

次に「アベラワー」を「うまい」とする意見を見てみましょう。

「うまい」「おいしい」という口コミを見ると、フルーティーで甘みのある味わいやスパイシーさを評価している声が多いようです。

ハイボールにして飲み方を変えて楽しんでいる人も多く見受けられました。

まとめ

ウイスキーグラスに降り注ぐ光

スペイサイド地方の歴史ある銘柄の1つである「アベラワー」は、創業当時の製法で造られる味わいが魅力のシングルモルトです。

2種類の樽で熟成された原酒から生まれる絶妙なバランスを、ぜひ楽しんでください。

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  • この記事を書いた人

けい

Webライター/オンラインコーチングで活動中のノマドワーカー。海外旅行好きで旅行先のバーやレストラン巡りが趣味。ウイスキーは勉強中!ワイン、日本酒、ビールが好き。

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