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アイリッシュ ウィスキーの種類

アイリッシュウイスキー「カネマラ」とは?復活の旗印に込められた思い

アイリッシュウイスキー復活の旗印ともなったのが、今回紹介するウイスキー「カネマラ」です。

ここでは衰退するアイリッシュウイスキーを復活へと導いた、その魅力あふれる香りや、味わい等の楽しみ方を紹介いたします。

この記事の監修者

浅野まむ

浅野まむ

お酒とBarを愛しています。バーテンダー歴8年、現在ライター。ウィスキーエキスパート資格持ち。 1人で飲むのも、2人で飲むのも、大勢で飲むのも何でも好きです。

ウイスキー「カネマラ」とは?

「カネマラ」とはアイリッシュウイスキーで、名前の由来となったのはアイルランド西部にあるカネマラ地方です。
ここは昔、ピートの採掘地であり、昔のアイリッシュウイスキーの製法はピート(泥炭)を焚いていました。
「カネマラ」はピーテッドモルトを使用しており、スモーキーなウイスキーとして有名です。
ボトルは「エメラルド島」と呼ばれるアイルランドを彷彿させる緑のデザインです。

ピーテッドシングルモルト

ラベルに注目してみると「PEATED SINGLE MALT WHISKEY」と書かれています。
「PEAT=ピート」の文字が示すように、ピートを焚いた麦芽を使用しています。

通常、アイリッシュウイスキーは3回蒸留を行いますが、「カネマラ」の蒸留回数は2回。
ピーテッドシングルモルトであり、スコッチタイプのモルトウイスキーといえます。

蒸留された原酒はバーボン樽で熟成させており、飲んだ時の味わいにバニラ感がああります。

「カネマラ」を造るクーリー蒸留所

かつてアイルランドにあった何百という蒸留所は1920年代以降衰退し、1972年には「ブッシュミルズ」「新ミドルトン」の2カ所しか残っていませんでした。

そんな中、1987年にジョン・ティーリングが国営のアルコール工場を買取ってクーリー社を設立し、1989年にウイスキーの製造を開始。

第3の蒸溜所としてクーリー蒸留所が新たに誕生したのです。

そこからアイリッシュウイスキーは復活の大躍進を遂げました。

「クーリー蒸留所」についてもっと知りたい方は以下の記事もご覧ください。

「カネマラ」の種類と飲み方

カネマラ

カネマラ
画像出典:楽天市場

アルコール度数:40%
容量:700mL
価格(税別):4,620円

ロックで飲むのもおすすめです。

最初に氷を入れたらマドラーでかき混ぜてグラスを冷やすと、さらに口当たりが良くなります。

丸い氷はゆっくり溶けるので、時間の経過と共に変わっていく味わいも楽しむことができます。

カネマラ12年

カネマラ12年
画像出典:楽天市場

アルコール度数:40%
容量:700mL

ストレートがおすすめです。

グラスを揺らして空気を含ませることによって、丸くなる香りを楽しむことができます。

スコッチよりは当たりが柔らかく、飲んだ後の喉越しはスッキリしています。

カネマラ22年

アルコール度数:40%
容量:700mL

ストレートは、香りや口当たり、そして、舌の上で飲む味わいが楽しめるのでおすすめです。

カネマラ ディスティラーズエディション

「カネマラ ディスティラーズ エディション」の商品画像
画像出典:楽天市場

アルコール度数:43%
容量:700mL

まずは、ストレートで味わうのがおすすめです。

まとめ

ウイスキー「カネマラ」いかがでしたでしょうか?

アイリッシュウイスキーでありながら、スコッチのモルトウイスキーと同じ製法で生み出された独特の味わい、見かけたらぜひ試してみてください。

復活した歴史を通じて、ウイスキーへの思いを馳せるのも醍醐味の一つですね。

さあ、あなたの人生に楽しいウイスキーライフを!

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  • この記事を書いた人

久田 一彰

会社員/講師/パパライターの3足の草鞋を履いている、ハイブリッド・ワーカーなオヤジ。 29歳の時に夜な夜なコンセプトバーに通い、週末はウイスキーを朝まで飲んだ経験を持つ。

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