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スコッチおすすめ9選を現役バーテンダーが徹底解説【ブレンデッド編】

実際にウイスキーを購入する場面で、「ブレンデッド」や「シングルモルト」という表記をよく目にしますが、両者にはどのような違いがあるのでしょうか。

今回は、現役バーテンダーである筆者が、スコッチブレンデッドについてわかりやすく解説します。

筆者おすすめのブレンデッドスコッチウイスキーのおすすめ銘柄もご紹介しますので、参考にしてみてください。

ブレンデッドスコッチウイスキーとは

スコッチウイスキー「シーバスリーガル 12年」のボトル画像

ブレンデッドスコッチウイスキーとは、スコットランドのいくつかの蒸留所で造られたモルトウイスキーと、グレーンウイスキーを混ぜ合わせて製品化したものです。

複数のスコッチウイスキーをブレンドしているため、均一で飲みやすい味わいの銘柄が揃っています。
そのため、初心者の方にもチャレンジしやすいのが、ブレンデッドスコッチウイスキーです。

余談ですが、シングルモルトと比べると流通数も多く安定して市場に出回っています。

スコッチウイスキーの定義・分類をおさらい

ウイスキー蒸留所のポットスチルの画像

スコッチウイスキーと名乗るための定義や分類について見てみましょう。
日本のウイスキーよりスコッチウイスキーのほうが、厳格にルールが定められています。

スコッチウイスキーの定義をおさらい

英国におけるスコッチウイスキーの定義である「スコッチウイスキー規則 2009」では、以下のように定義づけされています。

内容筆者コメント
1.水と大麦麦芽、酵母を原料とすること(麦芽以外に全粒の穀物も使用可)原料の指定項目です。モルトウイスキーは水、大麦麦芽、酵母のみが原料となり、グレーンウイスキーには大麦麦芽以外の穀物が使用されます。(例:トウモロコシやライ麦など)
2.スコットランド国内の蒸留所で糖化、発酵、蒸留することウイスキーの仕込み作業を行うエリア指定項目です。いずれかの作業がスコットランド国外で行われた場合、スコッチウイスキーと表記できません。
3.蒸溜時の溜液のアルコール度数が94.8%以下*であること穀物由来の風味を残すため、蒸溜時のアルコール度数の上限を定める項目です。0.1%でも上回るとスコッチウイスキーとは表記できず、一般的にグレーンスピリッツとなります。
4.容量700リットル以下のオークの樽に詰めて熟成を行うこと樽の容量と材質の項目です。オーク以外の樽で寝かせた場合、スコッチウイスキーと表記できません。(例:さくら樽はオーク材ではないため使用不可となっています)
5.スコットランド国内の定められた保税倉庫内で3年以上熟成させること熟成を行うエリアと年数の指定項目です。
6.水と(色調整のための)カラメル色素以外の添加は認めない添加可能な物質の項目です。
7.ボトリングはアルコール度数を40%以上にすること瓶詰めの最低アルコール度数の指定項目です。0.1%でも下回るとスコッチウイスキーと表記できません。
8.木の樽または木製の容器でスコットランド以外の国に移動させることは認めない運搬容器の材質に関する指定項目です。不活性のステンレスタンクなどでの移動は認められています。
9.シングルモルトについてはスコットランド国内でボトリングすることシングルモルトのボトリングエリアの指定項目です。ブレンデッドウイスキーはスコットランド国外でのボトリングが認められています。
*参考図書では「以下」と記載
参考①:『ウイスキーコニサー資格認定試験 教本2020中巻』 8P
参考②:https://www.scotch-whisky.org.uk/media/1519/swr-guidance-for-bottlers-and-producers.pdf

スコッチウイスキーの原料による分類をおさらい

スコッチウイスキーは原料に使用する穀物の種類で大きく3つのカテゴリーに分けられるだけでなく、製品としての分類は、さらに細かくなります。

以下に表でまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

分類内容製品
モルトウイスキー原料に大麦麦芽(モルト)のみを使用したウイスキーです。単式蒸留器で2〜3回の蒸留が行われます。単一の蒸留所で造られたモルトウイスキーのみをブレンド・シングルモルトウイスキー
複数の蒸留所で造られたモルトウイスキーをブレンド・ブレンデッドモルトウイスキー
グレーンウイスキー原料に大麦麦芽やさまざまな穀物(グレーン)を使用したウイスキーです。連続式蒸留機で蒸留が行われます。単一の蒸留所で造られたグレーンウイスキーのみをブレンド・シングルグレーンウイスキー
複数の蒸留所で造られたグレーンウイスキーをブレンド・ブレンデッドグレーンウイスキー
ブレンデッドウイスキーモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしたウイスキーです。単一の蒸留所で造られたモルトウイスキーとグレーンウイスキーのみをブレンド・シングルブレンデッドウイスキー
複数の蒸留所で造られたモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンド・ブレンデッドウイスキー

【スコッチ版】ブレンデッドウイスキーの選び方 

ウイスキー蒸留所の熟成樽

ここからはスコッチのブレンデッドウイスキーに焦点を当てて、どのような選び方があるのか見ていきましょう。

蒸留所の産地で選ぶ

蒸留所の場所や産地によって製法が似ている銘柄もあるため、整理すると味わいの特徴がわかりやすくなります。

ブレンデッドウイスキーの場合、どこの産地の蒸留所の原酒がブレンドされているか注目すると味わいの傾向を捉えることが可能です。

以下に、産地ごとの特徴をご紹介します。

産地特徴
ハイランドスコットランド北部の生産地区。広大で東西南北に分けられることもあります。蒸留所の数も多く、造り手により個性はありますが、他地域と比較すると穏やかで飲みやすい銘柄が多いです。
スペイサイドハイランドのスペイ川周辺を独立してスペイサイドと分類します。歴史ある蒸留所が軒を連ね、華やかでバランスのよい味わいの銘柄が揃っています。
ローランドスコットランド南部の生産地区です。軽やかで麦芽の風味に富んだシングルモルトがあります。
アイラスコットランドの南西側にある島です。ピートをふんだんに使ったスモーキーフレーバーが特徴です。
アイランズアイラ島以外の島々で造られているウイスキーがここに分類されています。島ごとに産するウイスキーに個性があり、地理的区分として認識されています。
キャンベルタウン南西部のキンタイア半島にある小さな町です。海が近いため、造られているウイスキーには特有の潮気(ブリニー)が感じられます。

熟成樽の種類で選ぶ

この項では、樽に以前入っていた酒の種類によって、もたらされる味わいの特徴や傾向についてご紹介します。

ブレンデッドスコッチウイスキーにも、樽という要素は強く影響します。

また、近年では「ジャパニーズオーク」と呼ばれるミズナラ材の樽も注目を集めています。

樽の種類味わいの特徴
バーボン樽バニラのような香り、はちみつ、モルトの甘みが前に出ます。
シェリー樽ドライフルーツやカカオといった濃縮感あるリッチなフレーバーになりやすいです。
ワイン樽赤ワインでは、ベリー系の果実味やタンニンのような渋みが出る傾向があります。白ワインでは、酸味を伴うフルーツやドライなフィニッシュが生まれます。
ビール樽IPA系では、シトラスピールやホップのアロマが特徴です。スタウト系では、香ばしくビターな味わいの傾向があります。
その他の樽ラム樽テキーラ樽メスカル樽ポートワイン樽マデイラ樽ソーテルヌ樽トカイ樽マルサラ樽ライ樽

熟成年数で選ぶ

ブレンデッドスコッチウイスキーには、熟成の長いものから短いものまで幅広いレンジがあります。
長熟ものだと18〜30年熟成などがありますが、スコッチのシングルモルトウイスキーに比べるとリーズナブルなことが多い傾向です。

これは、シングルモルトウイスキーよりもブレンデッドウイスキーのほうが、原酒量や流通数が多いことに起因しています。

アルコール度数で選ぶ

ブレンデッドスコッチウイスキーは、シングルモルトウイスキーなどと比べると度数が低い銘柄が多く、初心者の方におすすめです。

というのも、シングルモルトウイスキーには樽出し度数のまま加水を行わない銘柄もあるためです(カスクストレングス)。

市場に出回っているブレンデッドスコッチウイスキーの大半は、アルコール度数40%や43%に加水調整されています。

現役バーテンダーがおすすめするブレンデッドスコッチウイスキー9選

BARのカウンターに並んだウイスキーボトルとグラスの画像

ブレンデッドスコッチウイスキーのおすすめ銘柄を、現役バーテンダーの筆者が厳選してご紹介します。
Barでのオーダー時や、ご自宅用ウイスキーの購入の参考にしてみてください。

初心者におすすめ 飲みやすいブレンデッドスコッチウイスキー

まずは、飲みやすいブレンデッドスコッチウイスキーからご紹介します。

ジョニーウォーカーブラックラベル 12年

ジョニーウォーカーブラックラベル 12年の商品画像
出典:amazon.co.jp

「ジョニーウォーカー」は世界で一番売れているブレンデッドスコッチウイスキーの銘柄です。
ブラックラベルは「ジョニーウォーカー」を代表する商品で、世界中で愛飲されています。

12年以上熟成した原酒を選び、モルトウイスキーだけでも29種類をブレンド。
「ジョニーウォーカー」にブレンドされている代表的なシングルモルトの銘柄は以下の通りです。

  • クライヌリッシュ
  • タリスカー
  • カリラ
  • ラガヴーリン
  • カーデュ
  • グレンデュラン
  • グレンキンチー

ブラックラベルはスモーキーなフレーバーが特徴ですが、厚みのあるほどよい樽感、バニラ、オレンジ、かすかにレーズンなども感じられます。

ソーダや水割り、ロック、ストレート、どの飲み方でも楽しめる秀逸な銘柄です。

ウイスキーを飲み慣れている方でも立ち返って来るような安心感のある味わいで、おすすめの王道スコッチウイスキーです。

シーバスリーガル12年

1801年創業のシーバス社が生み出した歴史あるブレンドスコッチウイスキーが「シーバスリーガル」。
このブレンデッドウイスキーの核となるのが、スペイサイドのストラスアイラ蒸留所とグレンキース蒸留所の優れたモルト原酒です。

12年以上の熟成原酒をブレンドしており、滑らかな口当たりに赤いリンゴやはちみつ、バニラなどのフレーバーが楽しめます。

先述の「ジョニーウォーカー」に比べると、こちらはスモーキーフレーバーがほぼないため、初心者の方にはこちらがおすすめです。

カジュアルに楽しみたいときはソーダ割、ゆっくり楽しみたいときはロックなどシーンに合わせて選べます。

フェイマスグラウス ザ・ネイキッドグラウス

フェイマスグラウス ザ・ネイキッドグラウスの商品画像
出典:Amazon.co.jp:

スコットランドの国鳥である、ライチョウをラベルに掲げている「フェイマスグラウス」ブランド。
スコットランド国内でも親しまれており、根強い人気を誇っています。

グレーンウイスキーはブレンドされていないため、ブレンデッドモルトウイスキーに分類されます。

「フェイマスグラウス」のコクのあるリッチな味わいを支えているのが、ザ・マッカラン蒸留所とハイランドパーク蒸留所のモルト原酒です。

さらにこの「ザ・ネイキッドグラウス」は原酒同士をブレンドしたあとにファーストフィルのシェリー樽で4年以上追熟を施しています。

シェリー樽由来の甘美なフルーツのアロマとシナモンの甘いスパイス、ダークチョコレートのようなビターな余韻が続くのが特徴で、甘めのウイスキーをお探しの方におすすめの高コスパ銘柄です。

おすすめの飲み方はロックやストレート。
ソーダ割でも楽しめる価格帯です。

中級者におすすめ 個性のあるブレンデッドスコッチウイスキー

ブレンデッドスコッチウイスキーに慣れてきた中級者には、ここからご紹介する銘柄をぜひ味わってみてください。

シンジケート58/6

「シンジケート58/6」はクラシックブレンド(モルト65:グレーン35)という贅沢なモルト比率で造られています。

1958年に、スコッチ好きの6人の仲間(シンジケート)の手で生まれたことから「シンジケート58/6」という名前が付けられました。

彼らが追い求めたクラシックブレンドの比率のもと、17年以上熟成したさまざまな蒸留所の原酒がブレンドされています。

香りには芳醇な樽香が表れ、スペイサイドモルトらしいまろやかさが感じられます。
ゆっくりとモルトの個性が顔を見せ、複層的に重なりながら豊かな余韻へとつながります。

現行のブレンデッドウイスキーとは一線を画した仕上がりになっており、飲みやすいだけではないブレンデッドのクラシカルな個性を味わうことが可能です。

ちなみに、インポートはオザキトレーディング社が担っています。

おすすめの飲み方はストレートから加水、そしてロックです。

シーバスリーガル アルティス 20年

シーバスリーガル アルティスの商品画像
出典:Amazon.co.jp

「シーバスリーガル アルティス」は5つの蒸留所のモルトウイスキーをブレンドした「シーバスリーガル」ブランド初のブレンデッドモルトウイスキーです。

「アルティス」は、英語のUltimate(究極)とラテン語のFortis(力)の造語であり、究極の力を意味します。

ブレンドされているキーモルトは、シングルモルトとしても流通の少ない、以下の5つがブレンドされています。

  • ストラスアイラ
  • ロングモーン
  • トーモア
  • アルタベーン
  • ブレイヴァル

ボトルには、1本ごとにシリアルナンバーが割り振られており、デザインも相まって特別感満載です。

味わいには熟れたピーチや赤いリンゴ、オレンジなどの豊かなフルーツが前に表れ、ほどよいウッディネススパイスとキャラメルのような香ばしさが重なります。

おすすめの飲み方はロックです。
氷に注いでから、少しステアすると立ち上る力強いフルーツアロマが個性的ですよ。

¥15,898 (2025/02/12 21:41時点 | Amazon調べ)

特別な日に飲みたい 高級ブレンデッドスコッチウイスキー

大切な方や自分へのご褒美、記念日など特別な日に飲みたくなる、高級ブレンデッドスコッチウイスキーをご紹介します。

ジョニーウォーカー ブルーラベル

ジョニーウォーカー ブルーラベル
画像引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000087.000024545.html

「ジョニーウォーカー ブルーラベル」は“一万樽に一樽の奇跡”と称される「ジョニーウォーカー」ブランドの最高級品のうちのひとつです。

莫大な量の原酒の中から、熟成のピークにたどり着いた希少な原酒のみがブルーラベルとして特別にブレンド、ボトリングされます。
ラベルに年数表記はありませんが、50〜60年熟成された原酒もブレンドされているようです。

熟した果実のような芳醇な香り立ち、はちみつのような滑らかな甘みに、微かなスモーキーさが感じられます。
そして、心地よいウッディーな余韻が広がり、重厚感のあるフィニッシュです。

伝統とブレンダーたちの惜しみない探求心によって生まれた究極の1本。
おすすめの飲み方はストレートです。

ロイヤルサルート21年 シグネチャーブレンド

21年以上熟成されたモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドした贅沢な1本。
1953年のエリザベス女王2世の戴冠式にて行われた、王室に敬意を表する21発の王礼砲(ロイヤルサルート)が名前の由来です。

香りには華やかでリッチなフルーツアロマとバニラやナッツのような芳醇さが表れます。
まろやかな口当たりに、洋ナシのコンポート、香ばしいナッツが繊細なスモークと広がります。

英国の歴史にも深い関わりがある、完成された味わいのブレンデッドスコッチウイスキーです。

ロックやストレートでゆっくりお楽しみください。

入手困難 一度は味わいたいレアなブレンデッドスコッチウイスキー

バーで発見したり、実際に購入できたらラッキーな銘柄をご紹介します。

ロイヤルハウスホールド

「ロイヤルハウスホールド」はダルウィニーをキーモルトにし、45種類の厳選したモルトとグレーンをブレンドしています。

英国王室、皇太子専用の特別で上質なウイスキーという注文から誕生しました。
世界的にほとんど流通はなく、イギリス以外では日本にだけ特別に市販での販売許可がされています。
日本での販売が許可されたのは、昭和天皇がイギリスを訪問した際に「ロイヤルハウスホールド」がプレゼントされたことがきっかけのようです。
また、日本の皇室とイギリス王室が良好な関係であることも、日本での販売が認められている要因のひとつと言えるでしょう。

味わいには洋ナシのようなフルーティーさ、麦芽の甘みがしっかり感じられ、スモークなどのクセはほとんどありません。
高級なブレンデッドを飲んでみたい方や、一通りシングルモルトを飲んだ方におすすめです。
ブレンデッドの魅力が再発見できますよ。

イギリスでも限られた地域でしか飲むことのできない「ロイヤルハウスホールド」をぜひ、お楽しみください。

アレクサンダーマーレイ ブレンデッド1965 53年

「アレクサンダーマーレイ」は2004年にアメリカのカリフォルニア州に設立されたインディペンデントボトラー(独立瓶詰め業者)です。

「アレクサンダーマーレイ ブレンデッド1965 53年」は、バーボン樽で熟成された1965年ヴィンテージのモルトとグレーン原酒をブレンドした大変希少なブレンデッドスコッチウイスキーです。

今となっては、1960年代に蒸留された原酒にはなかなかお目にかかれません。
熟成年数は50年オーバーで、2019年に瓶詰めされました。
アルコール度数は40%とスコッチウイスキーの規定をギリギリ満たす度数で瓶詰めされ、なんとカスクストレングスです。
半世紀以上の長い時間が生み出した、奥深い熟成感を体験できます。

風味にはメープルクッキーやシガレット、ヴィンテージレザー、アンティーク家具、優美な果実のキャラクターが感じられるようです。

発売は2020年と最近なので、まだBarやネットオークションなどでも見かける機会があるかもしれません。
見かけた際には、ストレートで53年という熟成を体感してみてください。

ブレンデッドスコッチウイスキーを探す際の注意点

ブレンデッドスコッチウイスキーは、同じブランドに複数の銘柄があるため購入の際には注意が必要です。
自身の味わいたい銘柄か、年数表記はあるか、カスクフィニッシュ系なのかなどを確認しましょう。

さまざまなブレンデッドウイスキーがあることを念頭に置く

ブレンデッドウイスキーは数が多く、種類もさまざまです。

生産国で見るとスコットランド以外にも、日本やアイルランド、カナダなど広い地域で生産されています。

種類としても「ブレンデッドウイスキー」「ブレンデッドモルト」「ブレンデッドグレーン」などがあり、生産国によっては表記を詳しく分けていないところもあります。

気分やシチュエーションなども考慮して選ぶ

ブレンデッドウイスキーは製品、味わいともに多岐にわたるため、この銘柄が一番おすすめだと言い切ることは困難です。
そのため、気分やシチュエーションによって購入する銘柄を変えたり、選んだりするのがよいでしょう。

カジュアルに楽しみたいときには、ヤングエイジのブレンデッドウイスキー。
ひとりでゆっくり楽しみたいときには長めの熟成のブレンデッドウイスキーにしてみるなどです。

さまざまなシーンに寄り添えるのは、種類の多いブレンデッドウイスキーのよさのひとつです。

まとめ

スコッチのブレンデッドウイスキーについて選び方やおすすめの銘柄をご紹介しました。

安定流通していて、手に取りやすい価格帯のものが揃っているのがブレンデッドスコッチウイスキーの魅力です。

本記事をきっかけに興味が湧いたという方はぜひ、お試しください。

また、特に種類が豊富なカテゴリーのため、迷った際にも、この記事を参考にしてみてくださいね。

Whiskeen レビュー募集
  • この記事を書いた人

大中ヨシ

都内勤務のバーテンダー兼ウイスキー専門のwebライター。ウイスキープロフェッショナル資格所有。休日は蒸留所や温泉を巡っています。普段はジャパニーズやスコッチを愛飲。推し蒸留所はキルホーマンです。

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