4/1は、ジャパニーズウイスキーの日です。
筆者はこの日に
「春らしい何かできないか?」
と考えていました。
すると、声を上げるほど美味しい!とウワサのいちごウイスキーがあるとの情報をゲットしました。
調べていくと、ニッカウヰスキーの公式Twitterに、「ブラックニッカクリアで、いちごウイスキーをつくる」という投稿がありましたので、筆者が早速つくってみました。
準備・材料
まずは、自分で果実とウイスキーを漬け込む際に知っておきたいのは、酒税法です。
酒税法を守って作ってみましょう。
分量はあくまで目安なので、下記をベースに漬け込みます。
・ブラックニッカ クリア … 150ml
・いちご … 120g
・砂糖 … 50g
・お好みでレモンスライス
いちごは福岡産をチョイス!

今回使用するいちごは、福岡県宗像産のいちご「あまおう」「ほのか」「さちのか」。
上記の3種類のいちごで試してみました。
瓶
100均で3種類選びました。
ウイスキー
今回はブラックニッカクリアの他、ティーチャーズとI.W.ハーパーでも味わいを比べてみました。
【併せて読みたい!】
ブラックニッカシリーズの種類とは?ヤバい?まずい?と言われる理由
ティーチャーズとは?「スコッチの教師」が生み出したその味とは?
I.W.ハーパーとは?初心者から上級者まで愛されるバーボンの魅力に迫る
ジャパニーズウイスキー、スコッチ、バーボンではどんな味わいになるのか、楽しみです。
【つくり方】
作り方は至ってシンプル!
・下ごしらえ
・材料を瓶に詰める
これだけでOKです。
詳しくご紹介します。
1:下ごしらえ
いちごを水で洗い、ヘタを取ります。
手で取っても良いですが、包丁のカドを使うときれいに取れるので、オススメです。
ヘタを取ったら、いちごの水気を切るためキッチンペーパーで優しく拭くように包みます。
その後は、いちごは縦半分にカットします。

瓶の形状によっては入りきらない可能性があるので、その場合はさらに四角にカットすると良いでしょう。
今回は瓶といちごの量を少なめにしたので、砂糖は30gにしました。
計ってみると意外と沢山あるように感じます。

2:材料を瓶に詰める
今回のいちごとウイスキーの組み合わせは、
1:ブラックニッカクリア×あまおう

2:ティーチャーズ×ほのか

3:I.W.ハーパー×さちのか

いちごとウイスキーを瓶に漬け込むとこんな感じになりました。

瓶にいちごと砂糖を入れる際には、最初に砂糖を入れてからいちごを詰めると、楽に入れられますよ!
砂糖といちごをつめたら、ウイスキーをこぼさない様に瓶に入れます。
いちごの断面を外側に向けるとキレイに見えますので、お部屋に飾っても良いかもしれません。
また、量が少ないとこんな感じに、いちごが回転するので、注意が必要です。
筆者は途中、あまりにもいちごの香りに誘われてしまい、つい2・3個食べてしまいました(笑)
いちごは多めに用意しておくと良いでしょう。
ポイント
砂糖が底にたまってしまったら、軽く瓶をゆすっておくと、あとで溶けやすくなります。
3:できあがるまでを楽しむ
完成したら冷暗所に置いて4日間ほど待ちます。
ちなみに、ニッカウイスキーの公式漬け込み目安が4日でしたが、他のサイトでは翌日だったり4日以上だったりとバラバラでしたので、期間はお好みで♪
いちごウイスキー漬け込み期間を追ってみた
編集部では、いちごウイスキーの保管の様子についても追ってみました。
さっそく、途中経過の様子を見てみましょう。
1日目

いちごの赤さがだいぶ取れて、白くなってきました。
2日目

1日目とあまり変化は見られません。
3日目

あと1日待ちます。
開けたい気持ちをグッとこらえてもうしばし待ちましょう。
4日目

瓶詰されたウイスキーの色がだいぶ澄んできました。
いよいよ開栓して味見をします!
いちご漬けウイスキー味見タイム!【感想つき】

さあ、待ちに待った瞬間がやってきました。
味見はストレートから試してみます。
ちなみに、漬けたいちごは飲む際に取り出しておきましょう。
ブラックニッカクリア×いちご(あまおう)

まるでいちごのジャムを思わせる、いちごのいい香りがします。
濃いいちごジャムを飲んでいるような濃厚さと芳醇さがあります。
でも、甘すぎずちょうどいい甘さです。
ウイスキー独特のピートさはあまり感じられません。
飲みやすくスイスイ進みます。
あっと言う間になくなってしまいました(笑)
ティーチャーズ×いちご(ほのか)

「ん?いちごかな?」と思わせる、ファーストコンタクトです。
しかし、スコッチらしいピーティーさがあります。
実際に飲んでみるといちごのウイスキーというより、甘いお酒、といったイメージでしょうか。。
飲んだ後は、スッとなくなるような感じです。
I.W.ハーパー×いちご(さちのか)

ほのかにいちごの香りがします。
口の中の残り具合が「I.W.ハーパーらしさ」というか、バーボンらしさの力強さが、いちごの甘さの中心にあるような味わいです。
いちごウイスキーおすすめの飲み方
編集部が感じた所感としては、ストレートやロック、ソーダ割りがオーソドックスな飲み方です。
ここでは、ティーチャーズをロックで試してみました。

丸氷をグラスに入れて、マドラーでよくかき混ぜてグラスを冷やします。
いちご漬けティーチャーズを注ぐと、見た目に薄いピンクの、春らしさがグラスに広がりました。
先ほどのストレートよりは、味わいが優しくなった印象です。。
ちなみに時間を10分程空けて飲むと、さらにまろやかさが味わえました。
アイスやかき氷にも合うかも?
かき氷やアイスクリームにも合うそうなので、アイスクリームで試してみました。
名付けて、「アイスクリームのいちごウイスキーがけ」
かけるいちごウイスキーは、ブラックニッカクリア×あまおうです。

食べる前に、お皿は前もって冷やしておきました。
ディッシャーでアイスクリームをよそって、お皿に丸く乗せてみます。
そこに、いちごウイスキーをかけると、出来上がりです。
アイスクリームがピンクのベールをまとった春の衣装を着ている様です。
バニラの甘さが和らいで、ちょうどいい甘さになるので、まさに大人のスイーツ!
食べ進めていくと、甘さの中にウイスキーのピーティーさが顔をだし、また甘さの中に隠れるといったような味わいでした。
素敵な夜の大人のスイーツ。ごちそうさまでした。
まとめ

あまおうで作るいちごウイスキー、いかがでしたか?
作りながら味を想像して漬け込むのは、研究をしているようでとても楽しい時間でした。
ウイスキーによって味が変わるのは、やはりウイスキーは奥深いものだということが、改めてわかり、ますますウイスキーの奥深さを感じる時間だと感じました。
他にも試してみたい飲み方がありましたら、またの機会にご紹介しますね。
今回ご紹介のいちごウイスキーの作り方や飲み方を参考に、あなたの人生に楽しいウイスキーライフを添えてください!!