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ストレートで飲みたい美味しいスコッチウイスキー5銘柄を紹介

世界5大ウイスキーの中で、「蒸留酒の王様」と評価されるスコッチウイスキー。

さまざまな飲み方で楽しまれるスコッチウイスキーですが、今回はダイレクトにウイスキーを味わえる飲み方、ストレートで美味しいと評価のあるスコッチウイスキーを選んでみました。

飲んでみて美味しいと思ったのはもちろん、ウイスキーの名前の響き、陳列している箱やガラスのラベルデザイン等、見た目もそれぞれユニークなので楽しんでください。

この記事の監修者

浅野まむ

浅野まむ

お酒とBarを愛しています。バーテンダー歴8年、現在ライター。ウィスキーエキスパート資格持ち。 1人で飲むのも、大勢で飲むのも、2人で飲むのも、なんでも好きです。

スコッチウイスキーとは?

スコッチウイスキーには6大産地、「アイラ」「スペイサイド」「アイランズ」「ハイランド」「ローランド」「キャンベルタウン」があり、それぞれ個性豊かなスコッチを生み出しています。


今回はその中からストレートが美味しいウイスキーを紹介いたします。

併せて読みたい!

5銘柄ラインナップの紹介

1:「グレングラントアルボラリス」

アルコール度数 40% 700ml 2,500円(希望小売価格・税抜)

歴史

「アルボラリス」とは、ラテン語で「木漏れ日」を意味します。
2020年にグレングラント蒸留所創立180周年を記念して発表されました。

スペイサイドにあるグレングラント蒸留所は、1840年にジェイズムとジョンのグラント兄弟が、スペイサイド地区ローゼスの美しい自然に魅せられ創業を開始しました。

「グレングラント」とはゲール語で谷を意味する「GLEN」と、兄弟のファミリーネーム「GRANT」に由来しています。
スペイサイド地区の中では、大麦栽培からボトリングまでの工程をエステート内で行う唯一の蒸留所です。

特徴

テイスティングノート

明るい黄金色
香りフローラル、フルーティー、レーズン、スイカズラ、オーク樽、モルト、微かなレモン
味わいオークとドライフルーツがミックスされたバタースコッチ、ほのかなスパイス
余韻長く続くモルトとバニラに一瞬の洋ナシ
引用元: PRTIMES シングルモルトウイスキー「グレングラント アルボラリス」 新発売

「アルボラリス」の名前が示すように明るい黄金色で、ソフトでスムースな口当たり。
口に含むと広がる香りと味わいは、さまざまな要素が複雑に混ざりながら調和し、ストレートでじっくりと楽しめます。

バーボン樽熟成とシェリー樽熟成という二つの原酒を用いており、それぞれの特長を引き出しながらも、ひとつのウイスキーとして個性を持ったヴァッティング(モルト原酒同士のブレンディング)がされています。

開栓した際に、コルクキャップの開く音を楽しむことができます。
開けると豊かな香りが広がり、甘い芳醇さが感じられ、爽快な喉越しを楽しめます。

箱のデザインは、オレンジ色を基調としライトグリーンの線が縁取られ、中央に座するゴールドのエンブレムが目を引きます。
また、外箱やボトルラベルに使われている幾何学模様もアクセントになっています。
これはグレングラント蒸留所に隣接するビクトリアンガーデンにヒントを得たもので、ウイスキーを生み出す自然への敬意と称賛を表しています。

目で見て楽しみ、音で楽しみ、鼻で楽しめる美味しいウイスキーです。

スコッチウイスキー「グレングラントアルボラリス」の飲み方はストレートがおすすめです。

2:「シーバスリーガル18年」

アルコール度数 40% 700ml 7,390円(税込)
価格参考:https://item.rakuten.co.jp/kaioo-sake/10005663/

歴史

「シーバスリーガル」は、スコットランドのアバディーンでコーヒーやブランデーなどの高級品を扱う食料店を営んでいた、シーバス兄弟(兄:ジェームス・弟:ジョン)によって産み出されました。
シーバス・ブラザーズ社の創業は1801年です。

兄弟はお店の地下にあるセラーでウイスキーの熟成を始めました。
そして、顧客の「より滑らかで豊かな味わいのウイスキーを」という要望を受け、熟成したウイスキーのブレンディングを始めるのです。

この新しい試みにより、ウイスキーに滑らかさと調和をもたらしたシーバス兄弟。
彼らはまさしく「ブレンディングのパイオニア」であるといえます。

「シーバス」はシーバス兄弟の名前から取られており、「リーガル」には「王者にふさわしい」「威厳のある」という意味があります。

シーバス・ブラザーズ社は取り扱う商品の上質さと豪華さで一躍有名になり、世界中から注文が来るようになりました。
また、ジェームス・シーバスは1843年に英国王室御用達を賜るという栄誉にも輝いています。

1909年、初代マスターブレンダー、チャールズ・ハワードが25年間貯蔵庫で熟成した長期熟成原酒を厳選し、世界初のプレミアム・ブレンデッド・ウイスキーを世に送り出しました。
シーバス兄弟の偉業を称えるに相応しいウイスキーです。

故アイゼンハワー米大統領や吉田茂元首相が愛飲していたほどで、高い評価を得ています。

「シーバスリーガル」のミズナラもおすすめです。詳しくは、こちらの記事を御覧ください。

特徴

テイスティングノート

非常に濃い琥珀色
香りドライフルーツ、スパイス、そしてバタートフィのアロマが幾重にも重なる
味わいベルベットのようになめらかで芳醇。ダークチョコとエレガントな花のフレーバーに、野菜く甘い薫香が加わる
フィニッシュ驚くほどに、どこまでも続くまろやかなフィニッシュ
引用元: Chivas Regal JP シーバスリーガル18年

「ストラスアイラ」をはじめ、同じスペイサイドの「グレンキース」、「ロングモーン」、「グレンリベット」などのスペイサイド地区を代表するシングルモルトが原酒として使われており、選び抜かれた85種類のアロマを感じることができます。

濃厚な香りが開栓した直後にと味わいを楽しむことができます。

スコッチウイスキー「シーバスリーガル18年」の飲み方はストレートがおすすめです。

3:「ジョニーウォーカー黒ラベル12年」

「ジョニーウォーカー黒ラベル12年」のボトル画像
画像出典:https://www.johnniewalker.com/ja-jp/our-whisky/johnnie-walker-colours/black-label

アルコール度数 40%  700ml 2,356円

「ジョニ黒」の愛称で親しまれ、世界No.1(※)の販売量を誇る、スコッチウイスキーブランド「ジョニーウォーカー」。
創業者のジョン・ウォーカーが1820年に食料品店を創業し、取り扱っていた紅茶やスパイスのブレンディングにヒントを得て、さまざまな蒸留所のウイスキーの原酒を混ぜ合わせます。
こうしてブレンドのウイスキー販売を始めたのが始まりです。

※ 出典:Impact Databank 2020に基づく販売数量

彼の死後、息子のアレクサンダーがウイスキーの大量生産に取り組み、商圏として船で行けるほとんどの場所へ拡販を目指します。
「オールド ハイランド ウイスキー」と名づけて、「wherever ships could sail」の文字どおり、当時船で行けるほとんどの場所で飲まれることとなります。
やがて、世界中で愛されるスコッチウイスキーとなりました。

アレクサンダーの死後は息子であるジョージとアレクサンダー2世が後を継ぎます。
1909年に「ジョニーウォーカー」の誕生となりました。

名称は創業者のジョン・ウォーカーの愛称。
シルクハットを被り、ステッキを携え大股で歩く男性(ストライディングマン)は彼に似せて描かれています。

言語に関係なく、色で分かるボトルデザインにこだわっています。
四角いボトル、24°に傾いたアイコニックなラベルは、多くの人々に認識されました。

特徴

テイスティングノート

門外不出のブレンディング技術で、29もの味わい深いシングルモルトをブレンドしたブラックラベルです。
ブラックラベルの象徴的なフレーバーであるスモーキーさ、12年熟成による樽香をはじめ、バニラの様な甘み、オレンジやレーズンなどのフルーティな味わいなど、ブレンドならではの多様な味が感じられます。

引用元:
https://www.johnniewalker.com/ja-jp/our-whisky/johnnie-walker-colours/black-label/

スコッチウイスキー「ジョニーウォーカー黒ラベル12年」の飲み方はストレートがおすすめです。

「ジョニーウォーカー」については、こちらを記事もぜひ御覧ください。

4:「デュワーズホワイトラベル」

「デュワーズホワイトラベル」の商品画像

アルコール度数 40%  700ml 1,269円
参考価格:https://www.amazon.co.jp/dp/B001TZ1UEA

歴史

ウイスキー「デュワーズ」は、スコットランドで1846年に創業した、世界的なスコッチウイスキーブランドです。
創業者のジョン・デュワーは、当時では珍しい、ガラス製のボトルにウイスキーを入れて提供することを思いつきました。
ウイスキーの色が確認できる、透明なボトルに詰められた「デュワーズ」は人気を獲得しました。

さらに、ジョンの2人の息子、兄のアレクサンダーと弟のトーマスは、それぞれ「デュワーズ」の製造とマーケティングに尽力しました。
そしてトーマスは、天才的なアドマンとしてその才能を開花させ、「デュワーズ」を世界中へと広げていく中で、色んな逸話を残していきました。

カーネギーホールで有名な鉄鋼王アンドリュー・カーネギーが、大統領宛に「デュワーズ」の入った樽をプレゼントし、それ以来アメリカのホワイトハウスには「デュワーズ」の樽が常備されるようになったといいます。

また、「本来バーボンを飲むべき米国大統領が、取り寄せてまで愛飲しているスコッチのデュワーズというのは、いったいどんな味がするのだろう」と人々の関心を集め、デュワーズはアメリカで爆発的に売れるようになったのです。

アメリカでスコッチといえば、「デュワーズ」といわれるほど人気の銘柄です。

「デュワーズ」については、ぜひこちらの記事も御覧ください。

特徴

テイスティングノート

香りフローラル、ヘザーやハチミツの香り
味わいスムースでクリーン、フレッシュバニラ、わずかに洋ナシ、ソフトでフルーティー
余韻ほのかな甘さにスモークさを感じるよいバランス
引用元:https://www.bacardijapan.jp/products/items/dewars-white-label/

麦の香りやスモーキーな香り。バランスがとれています。

スーパーやコンビニでも比較的手に入れやすいので、ぜひ味わってみてください。

スコッチウイスキー「デュワーズホワイトラベル」の飲み方はストレートがおすすめです。

5:「ザ・グレンリベット12年」

「ザ・グレンリベット12年」の商品画像
画像出典:
https://www.amazon.co.jp/dp/B001TP4S62

アルコール度数 40%  700ml 3,890円
参考価格:https://www.amazon.co.jp/stores/page/0D59363D-8E03-4330-8234-37E43CE5DC2B

歴史

「はじまりのシングルモルト」といわれている「ザ・グレンリベット」。

「グレンリベット」とは、ゲール語で「平穏な谷」を意味します。
当時ウイスキーは製造には不公平で凄まじく重い税がかけられていたため密売が横行していました。

そんな中、1824年に「グレンリベット蒸留所」が、政府公認第1号蒸留所として認可を得たのです。

当時のイギリス国王ジョージ4世がスコットランドを訪問した際、密造酒だったはずの「グレンリベット」のウイスキーを所望したといわれています。
そんな評価も、政府公認の後押しとなったようです。

しかし、その成功を妬む密造者や、模倣する同業者も現れ、自分たちのウイスキーに「グレンリベット」の名前を使用するようになりました。
「アベラワー・グレンリベット」、「アルトモア・グレンリベット」、「バルメニャック・グレンリベット」など、その数は実に25銘柄にも及びました。

そこでジョージ・スミスは自分のスタイルのウイスキーを守るために裁判所に提訴することを決意したのです。
ついに1884年、息子のジョン・ゴードン・スミスの時代に判決が下り、「ジョージ・スミスのウイスキー」だけが本物の証拠である定冠詞の「THE」をつけることが認められ、唯一無二の「THE GLENLIVET」となりました。

「ザ・グレンリベット」については、ぜひこちらも御覧ください。

特徴

テイスティングノート

あざやかで明るい金色
香りフルーティ
味わいザ・グレンリベット特有のバニラ、 はちみつの甘さを伴う芳醇でソフトな風味
あざやかで明るい金色長くクリーミーで滑らかな余韻
引用元:https://www.theglenlivet.jp/our-whisky/cc-12.html

箱はライトグリーンをベースに白地と金の文字が特徴です。
開栓した瞬間のフルーティさは、思わず息を吸い込んで味わいたくなる程です。
そして口につけた瞬間、特有のバニラ感と芳醇さが喉を爽快に通り過ぎていきます。

スコッチウイスキー「ザ・グレンリベット12年」のおすすめの飲み方は、ストレートです。

最後に

魅力ある美味しいスコッチウイスキーの中から、5銘柄をピックアップしました。
ストレートで飲みたい美味しいスコッチウイスキーの数々、いかがでしたか。

どんなスコッチウイスキーにしようか選ぶのに迷ったら、こちらの記事を参考に飲んでいただけると嬉しいです。
飲み方もストレートで味わった後は、色々な飲み方を試してみてくださいね。
さあ、あなたの人生に楽しいウイスキーライフを!

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  • この記事を書いた人

久田 一彰

会社員/講師/パパライターの3足の草鞋を履いている、ハイブリッド・ワーカーなオヤジ。 29歳の時に夜な夜なコンセプトバーに通い、週末はウイスキーを朝まで飲んだ経験を持つ。

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