6月の第3日曜日は父の日です。日頃の感謝の気持ちをウイスキーと一緒にプレゼントしてみるのはいかがでしょうか。
父親が、普段からウイスキーを飲んでいるなら、好みの銘柄をプレゼントしてもよいですし、いつもとは違ったウイスキーを贈るのもよいですね。
ウイスキーをあまり飲んだことがない父親なら、初心者向けの飲みやすい銘柄もおすすめです。
この記事ではおすすめ銘柄の他に、父の日にウイスキーを贈る際の注意点や、選び方も解説します。
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父の日におすすめのウイスキー銘柄7選

父の日に贈りたいおすすめの銘柄7つをご紹介します。
海外での人気も高まっているジャパニーズウイスキーを中心に、プレゼントにぴったりの銘柄や、男性らしい力強さを感じる銘柄、初心者の方でも飲みやすい銘柄を選びました。
味わいの特徴や値段も記載しているので、父親に送るぴったりのウイスキーを見つけてください。
山崎

・アルコール度数:43%
・容量:700mL
シングルモルト「山崎」は、日本の代表的なウイスキーです。
海外のコンペティションでの受賞やウイスキーブームにより価格が高騰していますが、贈り物として喜ばれること間違いなしです。
複数のモルト原酒がヴァッティングされており、やわらかく華やかな香りと甘くなめらかな味わいが特徴です。
ラベルに書かれた山崎の「崎」の字には、「寿」の文字が隠されており、長寿を願う気持ちを伝えられます。

竹鶴ピュアモルト

・アルコール度数:43%
・容量:700mL
・購入価格相場:1万円前後
サントリーの余市蒸溜所と宮城峡蒸溜所のモルト原酒を組み合わせて造られており、力強さと軽やかさのバランスが取れた銘柄です。
名前はニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝氏の名字に由来しています。
柔らかさとバランスを持つモルトウイスキーを目指した竹鶴政孝氏の情熱を感じます。
「竹鶴ピュアモルト」も価格が上がっているため、父の日の特別なプレゼントとして喜ばれるでしょう。
知多

・アルコール度数:43%
・容量:700mL
・購入価格相場:5,000円前後
シングルグレーンウイスキーの「知多」は、3種の原酒の造り分けによる豊かな風味が特徴。
梨や青リンゴのような香り、穀物のほのかな甘みの軽やかな味わいが楽しめます。
ハイボールにすると、清々しい香りとほのかな甘みをより楽しめるため、ハイボールが好きな父親へのプレゼントにおすすめです。
購入しやすい価格なので、気取らずに贈りたい場合や、他のプレゼントと合わせて贈る場合にも良いですね。
響 Japanese Harmony

・アルコール度数:43%
・容量:700mL
・購入価格相場:約1万6,000円
“日本の四季、日本人の繊細な感性、日本の匠の技を結集したウイスキー”をコンセプトにした、ブレンデッドウイスキーです。
「響 Japanese Harmony」は、熟成年数にこだわらず多彩な原酒を組み合わせて造られた銘柄。
24面カットのボトルは、熟成された味わいを表す二十四節気にちなんでいます。
円熟した父親に感謝の気持ちを表すプレゼントとして贈るのはいかがでしょうか。

オールドパー 12年
・アルコール度数:40%
・容量:750mL
ブレンデッドウイスキーの「オールドパー」。
池波正太郎ら日本の文豪にも愛されたスコッチウイスキーです。
調和の取れた柔らかな味わいで、水割りやハイボールは食事にもよく合うため、普段使いにおすすめの銘柄です。
手頃な価格で購入できるのも魅力です。

タリスカー10年
・アルコール度数:45.8%
・容量:700mL
・購入価格相場:約5,000円
「宝島」「ジキル博士とハイド氏」を書いたR.L.スチーブンソンが、「酒の王様」と呼んだシングルモルトスコッチウイスキーです。
煙るようなスモーキーさと力強いモルトの香味、ほのかな海水を感じる香りで、力強い味わいが特徴。
ウイスキーを飲み慣れている父親や、スモーキーなウイスキーが好きな父親へのプレゼントにおすすめの銘柄です。
メーカーズマーク
・アルコール度数:45%
・容量:700mL
・購入価格相場:約2,500円
ボトルの赤い封蝋が特徴的なバーボン「メーカーズマーク」。
封蝋は一つ一つ手作業で付けられているため同じ形のものはなく、父の日などの特別な日のプレゼントに最適です。
辛口のイメージがあるバーボンウイスキーですが、「メーカーズマーク」は柔らかいコクと冬小麦由来の甘みが特徴の優しい味わいで、ウイスキー初心者の方にもおすすめです。
手頃な価格なので、予算があまりない場合でも贈りやすいのが嬉しいですね。

父の日の贈り物にウイスキーがおすすめな理由

毎年、父の日に何を贈るか迷う方もいるのではないでしょうか。
ウイスキーが、父の日のプレゼントとしておすすめな理由を解説します。
一緒に楽しめる
父の日にウイスキーを贈ったら、ぜひ一緒に楽しんでみてください。
ウイスキーの感想を言い合ったり、お酒の好みについて話したりするのも良いですし、お酒を片手に普段できない話ができるかもしれません。
なかなか伝えられない感謝の気持ちなど、父の日とウイスキーをきっかけに伝えてみてはいかがでしょうか。
飲み方を変えて長く楽しめる
ウイスキーには賞味期限がなく、正しく保管すれば長く保管できます。
飲み方も、ロックやストレート、ハイボール、カクテルなどいろいろあるので、ウイスキーを贈られた父親は、長く楽しめるでしょう。
ウイスキーを飲むたびに、父の日のことを思い出してもらえたら嬉しいですね。
ボトルや箱のデザインが豊富
ウイスキーのボトルや箱には豊富なデザインがあり、包装しなくてもそのままプレゼントになるほどおしゃれです。
「響」のように、デザインに意味が込められたものもあり、父の日の特別感を演出することもできます。飾ってもおしゃれなので、インテリアとして楽しんでもらうのも良いですね。
【父の日】ウイスキーを贈るときに注意したいこと

父の日にウイスキーを贈る際には、注意点もあります。
父親に感謝を伝えるせっかくの機会ですから、プレゼントにも喜んでもらいたいですよね。
気をつけるべきポイントを解説していきます。
父の日のプレゼントとして価格帯は合っているか
ウイスキーの価格はさまざまで、数千円の手に入れやすいものから、個人では買えないほど高額な銘柄まであります。
予算にあった価格や、プレゼントとして贈りやすい価格のウイスキーを選びましょう。
気軽に贈れるリーズナブルな価格のものでも、銘柄に込められた意味合いなどで特別なプレゼントになります。
兄弟・姉妹など複数人で贈るなら、高額なものを選んで贈るのもすてきですね。
好みに合うかどうか
ウイスキーの好みは人それぞれで、フルーティーな味わいが好きな方もいれば、スモーキーな銘柄が好みの方もいます。
父親の好みを事前に知っておけば、贈るウイスキーが選びやすくなります。
ウイスキーをあまり飲んだことがない父親なら、ハイボールや水割りに向く飲みやすい銘柄がよいでしょう。
父の日に喜ばれるウイスキーの選び方

喜ばれるウイスキーの選び方には、コツがあります。
いろいろなウイスキーの特性を知っておけば、プレゼントする銘柄も選びやすくなります。
ポイントを押さえて、ぴったりの1本を贈りましょう。
好みの飲み方で選ぶ
ウイスキーは味わいの好みの他に、飲み方にも好みがあります。
ロックやストレートでウイスキーの風味をしっかり味わいたいのか、ハイボールですっきり楽しむのが好きなのか、贈る相手の好きな飲み方を知っておきましょう。
ハイボール好きなら「知多」や「オールドパー」など、飲み方に合わせて銘柄を選べます。
好みの銘柄や生産地から選ぶ
ウイスキーを飲み慣れている方なら、好みの銘柄や生産地があるでしょう。
たとえばスコッチウイスキーが好きな父親なら、スコットランド産のウイスキーや、味わいが似ている銘柄が多い日本のウイスキーもおすすめです。
近年注目を集めている、インドや台湾などの5大ウイスキー以外の銘柄もあります。
ひと味違ったプレゼントとして、喜んでもらえるかもしれません。
ウイスキー初心者なら飲みやすいものを選ぶ
ウイスキーを飲み慣れていない父親には、癖が少ない飲みやすいウイスキーがおすすめです。
生産地や原料による味わいの違いなどの情報を、ウイスキーを贈る際に一緒に伝えてあげれば、知識も深まりますし、家族の団らんの話題にもなります。
まとめ

父親への感謝の気持ちや尊敬の気持ちを伝えるきっかけになる父の日。
好みのウイスキーや特別な意味合いを持ったウイスキーを、感謝の気持ちと一緒に贈れば、さらに喜んでもらえるはずです。
この記事で紹介したおすすめウイスキーはどれも、父の日のお祝いにぴったりの銘柄です。
何を贈ろうか迷っているなら、ぜひ参考にしてみてください。
たくさんの種類があるウイスキーですが、心を込めて楽しみながら選んでみましょう。