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編集者ブログ

福岡のコンビニウイスキー徹底調査|「山崎」「白州」や限定ウイスキーも

お酒は、酒屋でなくても、いろいろな場所で手に入れられます。
生活の中でなくてはならないコンビニも、お酒が買えるお店のひとつ。
コンビニなら24時間あいており、いつでもウイスキーを購入可能です。

今回は、実際に筆者が福岡県内のコンビニ20店舗に足を運び、コンビニではどんなウイスキーが手に入るのか、「山崎」や「白州」はあるのか、コスパのいいウイスキーはあるのかなどを独自調査しました。

この記事の監修者

柿﨑祐介

柿﨑祐介

BARWHITEOAK店主。青森県出身。ウイスキーとワインをこよなく愛する。ウイスキーエキスパート、ソムリエ。バーテンダー歴11年。

コンビニウイスキー調査結果|一挙大公開

調査したコンビニは、筆者が住む福岡県内の以下3店舗です。

ローソンファミリーマートセブン‐イレブン
7店舗8店舗5店舗

調査方法
・期間は2022年6月27日から7月31日の約1カ月間
・ローソン・ファミリーマート・セブン-イレブン​​の3社をランダムに巡ってみました

今回の独自調査で実際に発見したウイスキーは、34銘柄。
コンビニごとに、表にまとめました。

スコッチバーボンウイスキーカナディアンジャパニーズ国産
ローソン「ジョニーウォーカー レッドラベル」
「ジョニーウォーカー ブラックラベル」
「オールドパー シルバー」
「ホワイトホース ファインオールド」
「ティーチャーズ ハイランドクリーム」
「デュワーズ ホワイトラベル」
「ジムビーム」
「ジャック ダニエル ブラック」
×「サントリーシングルモルトウイスキー 山崎」
「サントリーシングルモルトウイスキー 白州」
「SUNTORY WORLD WHISKY 碧Ao」
「サントリーウイスキー 角瓶」
「サントリーオールド」
「トリス〈エクストラ〉」
「ブラックニッカクリア」
「ブラックニッカディープブレンド」
「ブラックニッカリッチブレンド」
「ザ・ニッカ」
「スーパーニッカ」
「ニッカ セッション」
「キリンウイスキー 陸」
「サントリーウイスキー知多」
「甲州ピュアモルト」
ファミリーマート「ジョニーウォーカー レッドラベル」
「ジョニーウォーカー ブラックラベル」
「バランタイン ファイネスト」
「シーバスリーガル12年」
「オールドパー シルバー」
「ティーチャーズ ハイランドクリーム」
「デュワーズ ホワイトラベル」
「ジムビーム」
「ジャック ダニエル ブラック」
「メーカーズマーク」
「カナディアンクラブ」「サントリーシングルモルトウイスキー 山崎」
「サントリーシングルモルトウイスキー 白州」
「SUNTORY WORLD WHISKY 碧Ao」
「サントリーウイスキー 角瓶」
「サントリーオールド」
「トリス〈エクストラ〉」
「ブラックニッカクリア」
「ブラックニッカディープブレンド」
「ニッカ セッション」
「キリンウイスキー 陸」
「サントリーウイスキー知多」
「甲州韮崎 ピュアモルト」
「隼天」(ファミリーマート限定)
セブン‐イレブンジョニーウォーカー レッドラベル」
「ジョニーウォーカー ブラックラベル」
「オールドパー シルバー」
「ティーチャーズ ハイランドクリーム」
「ティーチャーズ セレクト」
「デュワーズ ホワイトラベル」
「レジェンダリースコット」(セブン&アイグループ限定)
「ジムビーム」
「ジャック ダニエル ブラック」
「メーカーズマーク」
「バッファロー・トレース」
×「サントリーウイスキー 角瓶」
「サントリーオールド」
「トリス〈エクストラ〉」
「サントリーオールド」
「トリス〈エクストラ〉」
「トリス〈クラシック〉」
「ブラックニッカクリア」
「サントリーウイスキー知多」
「ハリスホーク」(セブン&アイグループ限定)
「ウイスキープライム」(セブン&アイグループ限定)
筆者が独自調査をもとに作成

ウイスキーの銘柄ごとにまとめると、次のようになります。

ローソンファミリーマートセブン-イレブン
スコッチ「ジョニーウォーカー レッドラベル」
「ジョニーウォーカー ブラックラベル」
「バランタイン ファイネスト」××
「シーバスリーガル12年」××
「オールドパー シルバー」
「ホワイトホース ファインオールド」
「ティーチャーズ ハイランドクリーム」
「ティーチャーズ セレクト」××
「デュワーズ ホワイトラベル」
「レジェンダリースコット」(セブン&アイグループ限定)××
アメリカン「ジムビーム」
「ジャック ダニエル ブラック」
「メーカーズマーク」×
「バッファロートレース」××
カナディアン「カナディアンクラブ」××
ジャパニーズ・国産「サントリーシングルモルトウイスキー 山崎」×
「サントリーシングルモルトウイスキー 白州」×
「SUNTORY WORLD WHISKY 碧Ao」×
「サントリーウイスキー 角瓶」
「サントリーオールド」
「トリス〈エクストラ〉」
「キリンウイスキー 陸」×
「トリス〈クラシック〉」××
「ブラックニッカクリア」
「ブラックニッカディープブレンド」×
「ブラックニッカリッチブレンド」××
「ザ・ニッカ」××
「スーパーニッカ」××
「ニッカ セッション」×
「サントリーウイスキー知多」
「隼天」(ファミリーマート限定)××
「甲州ピュアモルト」×
「ハリスホーク」(セブン&アイグループ限定)××
「プライムウイスキー」(セブン&アイグループ限定)××
筆者が独自調査をもとに作成

どのコンビニにも置いてある銘柄は、生産量や流通量が多いということなので、日本のみならず世界でも人気のウイスキーといえます。

どのウイスキーを飲もうか迷ったときは、上記の表を参考に選んでみてはいかがでしょうか。

コンビニで「山崎」「白州」は見つかるのか

サントリーシングルモルト山崎と白州のミニボトルの画像
撮影:Whiskeen編集部 久田一彰

SNSで貴重なウイスキーとして話題の「サントリーシングルモルト 山崎」と「サントリーシングルモルト 白州」のミニボトルは買えるのか、コンビニを巡って調査しました。

品切れで値札のみが残っているお店が多かったのですが、何度も足を運んだ結果、運よく手に入れられました。

180mLのミニボトルなら、本格的なジャパニーズウイスキーをちょっとだけ試したい方にはおすすめです。

ジャパニーズウイスキー・国産ウイスキー

まずは、ジャパニーズウイスキー・国産ウイスキーをみていきましょう。

ジャパニーズウイスキーとは、日本洋酒酒造組合が定める自主基準を満たしているウイスキーのこと。
定義を満たしていないウイスキーは、当記事では国産と呼んで区別します。

ジャパニーズウイスキーと国産ウイスキーの違いを詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご確認ください。

コンビ二で売っている銘柄のうち、ジャパニーズウイスキーの定義を満たしているのは、「山崎」「白州」「知多」の3種です。

「サントリーシングルモルトウイスキー 山崎」

サントリーシングルモルト山崎のミニボトルを持つ手元
撮影:Whiskeen編集部 久田一彰

アルコール度数:43%

※容量:180mL
※日本洋酒酒造組合が定めるジャパニーズウイスキーの表示基準を満たした製品です

日本の本格的なウイスキー造りは、1923年に山崎蒸溜所から始まったといわれています。
鳥井信治郎​​と竹鶴政孝の情熱が生み出した、ジャパニーズウイスキーの傑作です。

「山崎」は、蜂蜜のようにやわらかな味わい、いちごやさくらんぼのような、フルーティーで華やかな香りが特徴。

ローソン、ファミリーマート、セブン-イレブンで取り扱いがありますが、今回の調査では、ローソン・ファミリーマートで見つけられました。

Twitter上では多くのウイスキー愛好家が『見つけました』『入荷したみたい』と情報をつぶやいていますので、タイミングを見て手に入れたいウイスキーです。

「サントリーシングルモルトウイスキー 白州」

サントリーシングルモルト白州のミニボトルを持っている手元
撮影:Whiskeen編集部 久田一彰

アルコール度数:43%

※容量:180mL
※日本洋酒酒造組合が定めるジャパニーズウイスキーの表示基準を満たした製品です。

白州蒸溜所は山崎蒸溜所に次ぐ第2の蒸溜所として、サントリーが1973年に稼働させました。

「白州」は南アルプスの天然水、空気、白州の森そのものを瓶に詰めたようなこだわりのあるシングルモルトウイスキー。

森の若葉のような、すだちやミントを思わせるみずみずしい香りがあるだけでなく、かすかなスモーキーさも感じられる軽快で爽やかな味わいです。

「サントリーウイスキー知多」

テイスティンググラス、サントリーウイスキー知多ミニボトル、メジャーカップを並べている画像
撮影:Whiskeen編集部 久田一彰

アルコール度数:43%

※容量:180mL
※日本洋酒酒造組合が定めるジャパニーズウイスキーの表示基準を満たした製品です

「サントリーシングルモルトウイスキー 白州」の「森香るハイボール」に対して、「サントリーウイスキー知多」は「風香るウイスキー」と称されています。

風のように軽い味わいのグレーンウイスキーで、和食との相性が良く、爽快さが増すためハイボールがおすすめです。

レーズンやバニラの香りの中に、バナナやチョコの香りも感じられ、豊かな余韻を楽しめます。

「SUNTORY WORLD WHISKY 碧Ao」

アルコール度数:43%

自社所有の世界5大ウイスキー原酒を絶妙にブレンドして造り上げた、ワールドブレンデッドウイスキーです。

5大ウイスキーを自社の原酒のみで製造したウイスキーは「SUNTORY WORLD WHISKY 碧Ao」が世界初。

原酒は次の5つです。

  • 日本:山崎蒸溜所・白州蒸溜所
  • スコッチ:アードモア蒸留所・グレンギリー蒸留所
  • アイリッシュ:クーリー蒸留所
  • アメリカン:ジムビーム クレアモント蒸留所
  • カナディアン:アルバータ蒸留所

特徴は、バニラやフルーツ系の香り、飲みやすい中にスモーキーな香り。
他にもスパイシーやスモーキー、ウッディなど、世界のウイスキーの様相がつぎつぎに顔を出します。

「SUNTORY WORLD WHISKY 碧Ao」を飲みながら、それぞれの原酒がどこにあるのか、世界5大ウイスキーの特徴を探してみるのも楽しみのひとつです。

「サントリーウイスキー 角瓶」

アルコール度数:40%

亀甲模様の瓶が特徴的な「サントリーウイスキー 角瓶」。
山崎蒸溜所と白州蒸溜所にあるバーボン樽の原酒をバランス良くブレンドしているウイスキーです。

コンビニにあるポケット瓶タイプは180mLとコンパクトなので、コスパ良くちょっと飲んでみたい方におすすめのウイスキーです。

「サントリーオールド」

アルコール度数:43%

見た目のデザインから、「タヌキ」や「ダルマ」の愛称で親しまれています。
1950年に販売を開始し、芥川賞作家・開高健​​が手がけたさまざまなCMにも登場している、ロングセラーのウイスキーです。

筆者個人的には、幼少の頃に見た俳優の長塚京三が出演していたCMで「恋は遠い日の花火ではない」というナレーションの後、軽やかにジャンプするシーンが印象的でした。

特徴は、華やかで甘い香りや、まろやかさがあります。

「トリス〈クラシック〉」

アルコール度数:37%

ラベルに描かれたキャラクター、アンクルトリスが特徴的なブレンデッドウイスキーです。
バランスの良い味わいと、手の届く価格帯で楽しめるウイスキーとして、1946年の発売以来ロングセラーとなっています。

ロックや水割りハイボールにしても楽しめます。

コンビニにはポケット瓶タイプが販売されているので、気軽に購入できるでしょう。

「トリス〈エクストラ〉」

アルコール度数:40%

「トリス〈クラシック〉」に比べて、キレのある味わいでさっぱりとした爽やかさが特徴的なウイスキーです。

ハイボールなどにして飲むのがおすすめです。

「ブラックニッカクリア」

アルコール度数:37%

キング・オブ・ブレンダーズ(ヒゲのおじさん)が描かれた、ブラックニッカシリーズの1つです。

日本人好みに造られており、飲みやすくコスパが良いため、初心者にもおすすめのウイスキーです。

コンビニで買えるポケット瓶(180mL)は税別290円。
500円でお釣りがくるほどの金額です。

「ブラックニッカディープブレンド」

アルコール度数:45%

新樽で熟成させているため、ウッディさやバニラの香りがあり、ピートも感じられます。

「ブラックニッカクリア」に比べるとアルコール度数が高いので、ストレートよりもロックや水割り、ハイボールで飲むのがおすすめです。

コンビニには、ポケット瓶タイプがあります。

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「ブラックニッカリッチブレンド」

アルコール度数:40%

シェリー樽で熟成を重ねたモルトウイスキーとグレーンウイスキーの原酒をブレンドさせた、甘い香りを楽しめるウイスキーです。

「ザ・ニッカ」

アルコール度数:43%

※一部海外製造原酒使用

大ぶりの木の栓に、ガラスを右斜めに切ったようなデザイン。
瓶全体のフォルムは滑らかな曲線を描いており、優しい雰囲気を出しています。

ガラス面には右斜め上に向かって凹凸があり、瓶の造形にもこだわっているのが印象的で、コンビニで発見したとき、筆者は特徴的なデザインに思わず二度見しました。

正面にはニッカウヰスキー社のエンブレムが大きく入っています。

出典:ニッカウヰスキー公式より、エンブレムの秘密

特徴は、ピートにこだわった余市蒸溜所の原酒のモルト香と、宮城峡蒸溜所の原酒であるシェリー樽原酒の香り。
ニッカウヰスキーのブレンド技術を全てつぎ込んだブレンデッドウイスキーです。

おすすめの飲み方は、まずはストレートで味わうことです。
2杯目はハイボールにすると、ストレートとは違った味わいを楽しめます。

余談ですが、コンビニ調査ではローソンの1店舗でしか見つけられなかったので、『仕入れたコンビニのオーナー様が好きなのかな?』と筆者は想像しました。

「スーパーニッカ」

アルコール度数:43%

丸みを帯びた瓶は、全てを包み込むようなやさしさのデザインです。

竹鶴政孝が最愛の妻リタを亡くしたあとに開発に没頭して造り上げた、彼女にささげたウイスキーです。

穏やかさと華やかさを兼ね備えた香りと、まろやかな口当たりが特徴のウイスキーに仕上がっています。

「ニッカ セッション」

アルコール度数:43%

アーティストたちが音楽を奏でるセッションの様子を、ウイスキーで表現しています。
全体的に青で配色し、弦楽器をほうふつとさせる、5本の線が特徴的なデザインです。

宮城峡蒸溜所、余市蒸溜所の原酒のほか、ハイランドのベン・ネヴィス蒸留所の原酒が使用されています。
ベン・ネヴィスの原酒はニューポット(熟成前)の状態で日本に運び、樽に詰めて熟成。

3つの原酒が、ジャズのようにセッションした、個性豊かなウイスキーです。

「キリンウイスキー 陸」

アルコール度数:50%

「キリンウイスキー 陸」は、富士御殿場蒸溜所で製造されているブレンデッドウイスキーで、キリンの人気ウイスキー「富士山麓」の後続製品。
海外のグレーン原酒も使用されていて、ウイスキーのおいしさを手軽に楽しめる濃厚なウイスキーです。

ロックやハイボールなど、多彩な飲み方ができます。

「甲州韮崎 ピュアモルト」

アルコール度数:43%

甲州にある韮崎蒸留所で製造されているウイスキーで、モルト原酒を100%使用したピュアモルトウイスキーです。

ピート感もありながら、口当たりもなめらかなのが特徴です。

スコッチウイスキー

コンビニに置いてあったスコッチは、全てブレンデッドウイスキーという意外な結果でした。

「ジョニーウォーカー レッドラベル」

アルコール度数:40%

英国紳士を思わせるステッキとシルクハットを携えて、さっそうと歩く姿が印象的なストライティングマン(歩く紳士)や右斜めに貼ったラベルが印象的です。

味わいの特徴は、シナモンやペッパーなどの力強いスパイシーさと、リンゴやバニラのようなフレーバーと、長い余韻を感じるスモーキーさです。

「ジョニーウォーカー ブラックラベル」

アルコール度数:40%

ジョニ黒の愛称で親しまれるブレンデットウイスキー。

ジョニーウォーカーはもともとは「スペシャルオールド・ハイランドウイスキー」という名称でした。
100年以上前に、色でラインナップを表現するという試みによって「ジョニーウォーカー レッドラベル」と一緒に名称が変更されました。

29カ所ものモルト原酒をブレンドし、味わいに幾層もの深みを重ねています。

芳醇でやわらかく、口当たりが良いのが特徴です。

「バランタイン ファイネスト」

アルコール度数:40%

スコッチウイスキーの入門用としておすすめのウイスキー。
非常に飲みやすくリーズナブルなので、特に初心者の方におすすめです。

スコットランドのさまざまな原酒をブレンドし、香り豊かで芳醇な味わいに仕上げたブレンデッドウイスキーで、ハイボールやコークハイなどがおすすめです。

「シーバスリーガル 12年」

アルコール度数:40%

1843年にヴィクトリア女王から王室御用達の勅許を賜り、その品質は高く評価されています。

バニラの甘さやナッツ系の香味や、フルーツ系の味わいも楽しめます。

日本向けのスペシャル・プレミアムブレンデッドとして、ミズナラ樽を使用した「シーバスリーガル ミズナラ12年」も人気の高い商品です。

「オールドパー シルバー」

アルコール度数:40%

ラベルに描かれている人物は、トーマス・パー。
英国史上最長寿の152歳まで生き、そんな長寿にあやかって名前がつけられたといわれています。

ボトルを右側に傾けると角で支えて立てられ、右肩上がりで縁起が良いということから、多くの方に愛されてきました。

柑橘系のフルーティさ、滑らかで甘さやコクがあり、和食にもあうブレンデッドウイスキーです。

「ホワイトホース ファインオールド」                     

アルコール度数:40%

創業者のピーター・マッキーは、アイラ島のラガヴーリン蒸留所で修行したといわれています。
その縁で、キーモルトにはラガブーリンが使用されており、スモーキーさが味わえるブレンデッドウイスキー。。

スイートでまろやかさ、ピスタチオも感じることができます。

「ティーチャーズ ハイランドクリーム」   

アルコール度数:40%

スモーキーなウイスキーとして楽しめる、「ティーチャーズ ハイランドクリーム」 。

キーモルトは「アードモア」。
かつて中核を担っていた「グレンドロナック」も、「アードモア」に次ぐ主要なモルトとしてブレンドされています。

鼻に抜けるスモーキーさを味わえ、さらに洋梨やリンゴなどのフルーツ系も楽しめます。

「ティーチャーズ セレクト」

アルコール度数:40%

日本人の舌に合うように開発された、特別仕様のブレンデッドウイスキーです。

ピート感はやや控えめながらも、バニラや蜂蜜などの甘さも感じることができます。

ストレートよりも、ソーダ水で割って飲むのも香りが開いて、しっかりとスモーキーさも味わえます。

「デュワーズ ホワイトラベル」

デュワーズ ホワイトラベルのミニボトルとほぼ同じ高さのメジャーカップを並べてサイズ感を比較
 撮影:Whiskeen編集部 久田一彰

アルコール度数:40%

「デュワーズ」は、ウイスキーハイボールを生んだブランドといわれています。
誕生させたのは、「デュワーズ」の創業者ジョン・デュワーの息子、トミー・デュワー。

トミー・デュワーがニューヨークのサロンにスコッチを飲みに行った時、出されたグラスが低かったのを見て「背の高い(high)グラスにしてくれれば、もっと楽しめる(have a ball)」といったのが、ハイボールの生まれたきっかけといわれています。

※ハイボールの起源にはいくつか説があります

蜂蜜の香り、バニラやフルーティーさを感じ、スモーキーな余韻も楽しめるブレンデッドウイスキーです。

ベースとなるキーモルトは、「アバフェルディ」をはじめとする5つの蒸留所で造られた原酒です。

アメリカンウイスキー

「ジムビーム」

アルコール度数:40%

発売以来、​​世界No.1の売り上げを誇るバーボン「ジムビーム」。
原材料や熟成方法へのこだわり、そして職人たちの情熱と技術がこの地位へと押し上げたといっても過言ではありません。

そんな「ジムビーム」の特徴は、バニラのような甘み、飲みやすい口当たりやスッキリとした味わいです。

また、コンビニで手に入るという手軽さやコスパの良さで、多くの方に飲まれています。

「ジャック ダニエル ブラック(Old No.7)」

アルコール度数:40%

アメリカンウイスキーの中でも、ケンタッキーバーボンとは一線を画したテネシーウイスキー。
創業者ジャック・ダニエルのこだわりのつまった銘柄です。

音楽バンドのロゴマークのような、思わずジャケ買いしてしまいそうなデザインが特徴的です。

バニラやメイプルシロップの香りに、フルーティさも感じられ、後味もスッキリとしています。

「メーカーズマーク」

​​

ろうが垂れたようなデザインの赤いボトルトップ、メーカーズマークの商品画像
画像出典:サントリー|メーカーズマーク

アルコール度数:40%

赤い封ろうが印象的なボトルトップのデザイン。
封ろうは全て手作業で行われています。
何本か並んでいるときは、気に入った滴り具合を眺めながら、世界で1つだけのボトルを手にするという楽しみを味わえるウイスキーです。

バーボンウイスキーはトウモロコシの他、副材料にライ麦を使用するケースが多いのですが、「メーカーズマーク」は蒸留所周辺で獲れた冬小麦を使用しています。

こだわりの製法は、効率よりも良いウイスキーを生み出そうとしている証でもあります。
そのため独特の風味や甘味、メイプルシロップの柔らかな口当たりを味わうことができます。

「バッファロートレース」

アルコール度数:45%

1773年に創立したバッファロートレース蒸溜所は、アメリカで現存する最古の蒸留所です。
蒸留所近くにはケンタッキー川が流れており、バッファローの群れが季節ごとに大移動を繰り返す通り道でした。
そのため、道や足跡を表す、トレースと名付けられました。

ラベルにもバッファローが描かれ、アメリカ開拓時代を連想させるデザインです。

特徴は、バニラやチョコレートなどの甘い香りと味わい、ライ麦のスパイシーさも味わうことができます。

カナディアンウイスキー

カナディアンウイスキーは、コンビニで1銘柄だけ発見できました。

「カナディアンクラブ」

愛称の「C.C」もネックに記載されている白いラベルのカナディアンクラブの商品画像
画像出典:サントリー|カナディアンクラブ

アルコール度数:40%

「カナディアンクラブ」を造るハイラムウォーカー蒸留所は、広大なアメリカ市場を見越して、国境近くの街であるオンタリオ州ウィンザーに設立されました。

今やカナダを代表するウイスキーとなった「カナディアンクラブ」は、世界のウイスキー愛好家から「CC」の愛称で親しまれています。

バニラや柑橘系の香り、ライ麦ウイスキーらしいピリッとした爽快感を味わえ、カナディアンウイスキー入門用としてもおすすめのウイスキーです。

セブン-イレブン限定のウイスキー

セブン-イレブンにしかない、セブン&アイグループ限定のウイスキーを紹介します。

「ハリスホーク」

アルコール度数:37%

ラベルにはハリスホークが描かれており、鷹好きには気になるウイスキーです。
セブン-イレブンで発見しました。

原材料にはモルトウイスキーの他、スピリッツが添加されています。

南アルプスワインアンドビバレッジ株式会社が製造しており、他にも「蜂角鷹」(はちくま)や「角鷹」(くまたか)などのウイスキーも販売しています。

「ウイスキー プライム」

アルコール度数:37%

飲みやすさにこだわった、スモーキーなウイスキーです。

サントリーのブレンダーが、感覚全てに神経を集中させて造っています。

「レジェンダリースコット」

アルコール度数:40%

「トマーティン」をキーモルトに使ったブレンデッドウイスキー。

口当たりは柔らかくスモーキーさも味わえます。
ハイボールにして飲むのがおすすめです。

ファミリーマート限定のウイスキー

ファミリーマート限定のウイスキーを紹介します。

「隼天」

アルコール度数:40%

ファミリーマート限定のウイスキーで、南アルプスワインアンドビバレッジ株式会社が手がけています。

ハイボールがおすすめの飲み方です。

また、缶タイプのハイボールも販売しています。

北海道限定の缶入りウイスキーハイボール

北海道限定、ブラックニッカ ハイボール香る夜350mL缶
撮影:Whiskeen編集部 久田一彰

アルコール度数9% 350mL 

今回は福岡県内のウイスキーを調査してきましたが、とあるローソンの1店舗だけ北海道限定の「ブラックニッカ ハイボール香る夜」の350mL缶がありました​​。
どうしてなのかと思い店の中をよく見ると、北海道フェアの開催中。
北海道のお菓子などが置いてあり、北海道フェアの商品の1つとしてブラックニッカのハイボール缶が置いてありました。

すでにハイボール缶として販売されているので、自分で水や炭酸水で割ることなく、缶をプシュッと開けたらそのまま飲めます。

お気に入りのグラスに氷を入れて楽しむことも、おすすめです。

最後に

コンビニウイスキーを調査してみて、世界5大ウイスキーの中でも、アイリッシュウイスキーが置いていないという意外な結果となりました。

また、スコッチではシングルモルトウイスキーはなく、ブレンデッドウイスキーが置いてあったのも驚きました。

どのコンビニにも置いてあるウイスキーは、その会社自体が他の飲料水商品も販売しており流通経路が確保されていることから、よく見かけるのでは、とも推測します。

コンビニでウイスキーとの出合いは一期一会ですが、意外なタイミングで意外な銘柄に出合えるのも、コンビニウイスキー探しの醍醐味です。

みなさんの身近にあるコンビニでも、楽しんで探してみてください。

Whiskeen レビュー募集
  • この記事を書いた人

久田 一彰

会社員/講師/パパライターの3足の草鞋を履いている、ハイブリッド・ワーカーなオヤジ。 29歳の時に夜な夜なコンセプトバーに通い、週末はウイスキーを朝まで飲んだ経験を持つ。

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