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【これでもう迷わない】コスパの良いウイスキー厳選20銘柄を紹介

スーパーやコンビニでどのウイスキーを選んだらいいか迷うことはありませんか? 

ウイスキーの種類はたくさんあるだけでなく、種類ごとに値段も幅広く設定されていますよね。

さらに、どのウイスキーから飲んだらいいか迷いがちです。

今回の記事は、おいしくて通常価格よりも安い金額で手に入ることから、ウイスキー好きの筆者が「コスパが良い」と考えるウイスキーを厳選して20銘柄ご紹介します。

この記事の監修者

大中 ヨシ

大中 ヨシ

都内勤務のバーテンダー兼ウイスキー専門のwebライター。ウイスキープロフェッショナル資格所有。休日には蒸留所や温泉を巡っています。普段はジャパニーズやスコッチを愛飲。推し蒸留所はキルホーマンです。

Whiskeen編集部ライター厳選!おすすめウイスキー20選ラインナップ

ジャパニーズウイスキー・国産ウイスキーとスコッチウイスキーの中から、筆者がコスパが良いと感じた製品を10銘柄ずつランクインさせてみました。

まずは、銘柄の紹介です。

ジャパニーズウイスキー・国産ウイスキー10選スコッチウイスキー10選
1.「フロム・ザ・バレル」
2.「ブラックニッカ クリア」
3.「キリンウイスキー 陸」
4.「トリス< クラシック>」
5.「サントリーウイスキー知多」
6.「サントリーウイスキー 角瓶」
7.「ホワイトオーク 地ウイスキーあかし」
8.「戸河内」
9.「サントリーシングルモルト 山崎」
10.「サントリーシングルモルト 白州」
【ブレンデッドウイスキー】
1.バランタイン ファイネスト
2.ジョニーウォーカー ブラックラベル12年
3.シーバスリーガル12年
4.ティーチャーズハイランド クリーム
【シングルモルト】
5.   ザ・グレンリベット12年
6.グレンフィディック12年
7.グレングラント アルボラリス
8.アードベッグウィービースティー5年
9.ラフロイグ10年
10. ボウモア12年

手に入りやすいものから飲むことでウイスキーのことを知ってもらえる、よりウイスキーの世界へ入れるのではないかと思い、上記の20銘柄となりました。
また、味わいもフルーティーなものから、スモーキーなものを選んでランクインさせています。

ジャパニーズウイスキー・国産ウイスキー10選

ここでは、値が張るウイスキー銘柄の中でもコスパ良く購入できるジャパニーズウイスキーと国産ウイスキーをそれぞれ詳しく紹介していきます。

まずWhiskeen編集部に所属するウイスキー好き筆者が独自に厳選した、コスパよく購入可能だと考えるジャパニーズウイスキー・国産ウイスキーをご紹介します。

ジャパニーズウイスキー・国産ウイスキー10選
1.「フロム・ザ・バレル」
2.「ブラックニッカ クリア」
3.「キリンウイスキー 陸」
4.「トリス< クラシック>」
5.「サントリーウイスキー知多」
6.「サントリーウイスキー 角瓶」
7.「ホワイトオーク 地ウイスキーあかし」
8.「戸河内」
9.「サントリーシングルモルト 山崎」
10.「サントリーシングルモルト 白州」

1.「フロム・ザ・バレル」

アルコール度数:51%(メーカー準拠) 

ウイスキー「フロム・ザ・バレル」は、1985年にニッカウヰスキー社から発売されているブレンデッドウイスキーです。​​

濃厚ながらも繊細な味わいはコスパが良い代表格で、現在もウイスキーファンに愛されています。

そのおいしさと手に入れやすい値段のコスパの良さから、なかなか手に入らないウイスキーとしても話題です。

たとえ見つかったとしても定価以上の値段がついている場合がほとんどですが、スーパーのお酒コーナーで買えることもあります。

近くのスーパーや酒屋さんに何度も足を運んでみるのも定価以下で手に入れるための大切なポイントなので、行ったときはチェックしてみてください。

ニッカウヰスキー「フロム・ザ・バレル」の画像
写真:筆者撮影

今回筆者が調査してみた結果、運よく筆者がいつも行くスーパーで手に入れられました。

価格は2,480円(税込2,728円)。

さらにおまけのグラスもつけてくれました。

名前の由来である「バレル」は「樽」という意味で、「フロム・ザ・バレル」という名前は「樽出し」という製法を表しています。

また、「フロム・ザ・バレル」には「マリッジ」「樽出し51%」という2つの特徴があります。

「マリッジ」とは、熟成させたモルト原酒とグレーン原酒をブレンドさせ、その後もう一度樽に詰めて、数カ月ほど再貯蔵させます。

2つの原酒が夫婦のように馴染むことから、名付けられました。

再貯蔵される多くのウイスキーの場合、瓶詰め前の割り水によってアルコール度数が40~45%程度に調整されます。

しかし、「フロム・ザ・バレル」は加水を最小限に留め、アルコール度数「51%」に設定しています。

「フロム・ザ・バレル」については、以下の記事でも詳しく紹介しています。

500mL 参考小売価格:2,400円(消費税別)
※一部海外製造原酒使用

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おすすめの飲み方 

ハイボールがおすすめです。

ウイスキーとソーダの割合は、1:3.5前後。

香味のバランスは変わらずに保たれるだけでなく、割ることで、さらに「フロム・ザ・バレル」が持つ香りやコクを感じられます。​​

ソーダに割り負けないのが特徴です。

2.「ブラックニッカ クリア」

アルコール度数:37%

ウイスキー「ブラックニッカ クリア」は、ニッカウヰスキー社が1997年に発売したブレンデッドウイスキーです。

ブレンデッドウイスキーとは、モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしたウイスキーを指します。

「ブラックニッカ クリア」はスーパーやコンビニでの流通量が多いので、手に入りやすく、値段も良心的です。

味わいも日本人好みで飲みやすく、特に180mLは500円以下で手に入ることもあるので、初めて飲んでみようという方にもコスパが良くちょうどいい飲みきりサイズです。

サイズ:180mL~
参考小売価格:290円~(消費税別)

¥1,170 (2022/03/08 20:25時点 | Amazon調べ)
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おすすめの飲み方

「ブラックニッカ クリア」おすすめの飲み方は、「ハイボール」です。

ウイスキーと炭酸は1:3がおすすめです。

3.「キリンウイスキー 陸」

アルコール度数:50%

「キリンウイスキー 陸」は、スーパーで炭酸水と一緒に並んでいるのをよく見かけるウイスキーです。

500mLサイズを1,300円前後で手に入れられるので、コスパが良いといえます。

また、アルコール度数も50%なので、水割りや炭酸水で割っても、しっかりとした味わいを感じられます。

日本の風土や食文化に合わせた、ほのかな甘い香りや澄んだ口当たり、何層にも感じる豊かな香味が特徴です。

おいしさの秘密は、「小樽製法」と「ノンチルフィルタード製法」の2つ。

「小樽製法」
樽が小さいと必要数は多くなり交換頻度も増えます。
しかしその分、原酒が木樽と触れ合う表面積が大きくなるため、豊かな香りになります。

「ノンチルフィルタード製法」
一般的なウイスキーでは瓶詰め前に冷却ろ過をしますが、「キリンウイスキー 陸」ではこの冷却ろ過をしないことで、香味成分がほとんど逃げ出しません。
この現象を析出(せきしゅつ)と呼び、原酒本来の味わいを楽しめます。
以上のことからノンチルフィルタード製法を採用し、アルコール度数50%で瓶詰めを行っています。

500mL 
価格はオープン価格
楽天参考価格:1,312円(税込))
※一部海外製造原酒使用

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おすすめの飲み方

ハイボールで楽しむ場合は、ウイスキー1:炭酸5がおすすめです。

4.「トリス<クラシック>」

アルコール度数:37%

ウイスキー「トリス<クラシック>」は、サントリーから手の届く価格で楽しめるウイスキーとして1946年に誕生しました。

キャラクターの「アンクルトリス」も有名で、CMにも出演しています。

700mLを1,000円前後にて入手可能です。

ロングセラーで流通量も多くコンビニやスーパーでよく見かけるウイスキーという点から、お好きな飲み方で手軽に楽しめます。

ブレンドのキーモルト原酒は、「スパニッシュオーク樽モルト」と「オイリーな香味の白州モルト」です。

スパニッシュオークに由来する熟成香を活かしつつ、オイリーな白州モルトが淡い香味ながらもボディに厚みを与えます。

そうして生まれるのは、奥行きと立体感のあるバランスの良い香味です。

白州モルトがこの値段で味わえると思うと、とてもお得で嬉しいです。

やさしく甘い香りと、丸みのあるなめらかな味わいが特徴的。

バランスのとれた味わいは、ハイボールはもちろん、ロックや水割りでも楽しめます。

 700mL 希望小売価格:900円(税別)
※一部海外製造原酒使用

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おすすめの飲み方

公式サイトやSNSにもあるように、ハイボールがおすすめです。

5.「サントリーシングルグレーン知多」

アルコール度数:43%

「サントリーウイスキー知多」は、知多蒸溜所​​で造られたシングルグレーンウイスキーです。

グレーンウイスキーの3つのポイント
・トウモロコシなどの穀類が主原料
・連続式蒸留機で蒸留
・樽で熟成

軽やかな味わいとほのかな甘い香りが特徴で、モルトウイスキーとは違った味わいを楽しめます。

ホワイトオーク樽を中心にスパニッシュオーク樽やワイン樽など、多彩な貯蔵樽を使用することによって、樽熟成によるグレーン原酒の作り分けも行っています。

デザインは軽やかな風味を表現した白地の和紙ラベルに、日本のウイスキーらしさを表現するため墨文字を施してあります。

350mL  希望小売価格:2,000円(税別)
※日本洋酒酒造組合が定めるジャパニーズウイスキーの表示基準を満たした製品です。

¥2,200 (2022/08/18 07:35時点 | Amazon調べ)
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特にコンビニ限定の180mLミニボトルが飲みきるのにちょうどいいサイズでコスパも良いため、見つけたときはぜひ購入してみてください。
・コンビニ限定180mL 希望小売価格:1,130円(税別)

おすすめの飲み方

おすすめは「風香るハイボール」と評判のソーダ割り。

知多1に対してソーダ3.5がおすすめ​​です。

6.「サントリーウイスキー 角瓶」

アルコール度数:40%​​

コンビニやスーパーでも手に入る「サントリーウイスキー 角瓶」。

唐揚げや餃子といったジューシーな料理と相性が良く、手に入れやすい価格もコスパの良いウイスキーとして嬉しいところです。

1937年に発売された当時は「サントリーウヰスキー」という名前でした。

瓶の形や瓶に彫り込まれた薩摩切子を思わせる亀甲模様が特徴で、いつしか愛飲者から「角瓶」の愛称で呼ばれています。

以下の記事でも「サントリーウイスキー 角瓶」について紹介しています。

180mL 希望小売価格​​:526円(消費税別)
※一部熟成3年未満の原酒使用

¥863 (2022/08/20 07:19時点 | Amazon調べ)
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おすすめの飲み方

ハイボールがおすすめです。

7.「ホワイトオーク 地ウイスキー あかし」

アルコール度数:40%

「ホワイトオーク 地ウイスキーあかし」の特徴は、スコッチタイプのブレンデッドウイスキーであること。

モルトの香り華やかに、淡麗でやや辛口な気軽に飲める明石の地ウイスキーです。

500mLボトルが1,000円台で手に入るのでコスパも良いだけでなく、地ウイスキーを初めて飲む方にも手にしやすく、おすすめします。

「ホワイトオーク 地ウイスキー あかし」が造られているのは、日本酒や焼酎を製造する「江井ヶ嶋酒造」の敷地の一角にあるホワイトオーク蒸溜所です。

「江井ヶ嶋酒造」は1919年にウイスキー製造免許を取得したという歴史があります。

つまり、日本ウイスキー界でも歴史が古いサントリー(「山崎蒸溜所」1923年着工)よりも前に動いていたことになります。

より詳しい「江井ヶ嶋酒造」の歴史を知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

 500mL  販売価格:1,210円(税込)
※一部海外製造原酒使用
※価格は2022年6月28日時点のもの

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おすすめの飲み方

ダイレクトに甘味やピートさなどの味わいを楽しめる、ストレートがおすすめです。

8.「戸河内」

アルコール度数:40%

広島県の株式会社サクラオブルワリーアンドディスティラリーは、1918年創業の老舗の酒造メーカーです。

販売しているブレンデッドウイスキー「戸河内」は、広島県廿日市市にある桜尾蒸溜所で造られています。

ウイスキーの製造工程においてトンネル内で熟成させるというユニークな方法を取っており、とても興味深い銘柄です。

1本2,000円台で購入できるので、初めてジャパニーズウイスキーを飲む方にもコスパが良く、おすすめです。

余談ですが、株式会社サクラオブルワリーアンドディスティラリー​​は「SAKURAO GIN」​​というクラフトジンも製造しているので、ジンがお好きな方にもおすすめできるウイスキーです。

700mL 販売価格:2,310円(税込)
※一部海外製造原酒使用

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おすすめの飲み方

「戸河内」はロックがおすすめです。

最初に飲んだ印象と、徐々に氷が溶けていった最後の印象の変化を楽しめます。

9.「サントリーシングルモルト 山崎」

アルコール度数:43%

「サントリーシングルモルト 山崎」は、やわらかく華やかな香りと、甘くなめらかな味わいが特徴です。

昨今のジャパニーズ・ウイスキー人気により、なかなか手に入れることのできないボトルです。

まれにコンビニでも1,000円台で販売されていることがあり、コスパが良く楽しめるようになりました。

なぜ「山崎」が最安値で購入できるかについては、後述します。

 180mL~ 販売価格:1,375円(税込)
※日本洋酒酒造組合が定めるジャパニーズウイスキーの表示基準を満たした製品です
※価格は2022年7月確認時点

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おすすめの飲み方

ロックでゆっくり時間をかけて飲むのがおすすめです。

10.「サントリーシングルモルト 白州」

アルコール度数:43%

「シングルモルトウイスキー 白州」は、森の若葉のような、すだちやミントを思わせるみずみずしい香りがあるだけでなく、かすかなスモーキーさも感じられる軽快で爽やかな味わいが特徴です。

ストレートやハイボールなど、いろいろな飲み方をコスパ良く楽しめます。

「シングルモルトウイスキー 山崎」同様に入手困難なウイスキーですが、コンビニで見つけた時は、ぜひ手に入れたいウイスキーのひとつです。

「白州」については、以下の記事でも紹介しています。

  180mL~ 販売価格:1,375円(税込)
※日本洋酒酒造組合が定めるジャパニーズウイスキーの表示基準を満たした製品です

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おすすめの飲み方

「森香るハイボール」と評判の、ソーダ割りがおすすめです。

SNSやネットで話題の「サントリーシングルモルト 山崎」と「サントリーシングルモルト 白州」ミニボトルがコンビニで買える

「サントリーシングルモルト 山崎」と「サントリーシングルモルト 白州」のミニボトル
写真提供:Wshikeen編集部 久田 一彰

9、10番目に紹介した「サントリーシングルモルト 山崎」と「サントリーシングルモルト 白州」は、最近「コンビニでミニボトルが買える」と話題の本格ジャパニーズ・ウイスキーです。

上記のように飲んでみたいウイスキーという評判に加えて、コンビニという手軽さミニボトルサイズなので飲み切りやすさが評価され、コスパの良いウイスキーとしても話題です。

今回、編集部でもネットの情報を頼りに、ファミリーマート・ローソン・セブン-イレブンを中心にいくつかコンビニを回って探したところ、ローソンで手に入れられました。

また、ファミリーマートやセブン-イレブンでも見かけましたので、手に入れたい方はいくつかの店舗を回ってみるのもおすすめです。

知っておきたいジャパニーズウイスキーの新定義とは?

日本洋酒酒造組合は、2021年2月に国産ウイスキー「ジャパニーズウイスキー」の定義を初めて決めました。

ジャパニーズウイスキーを名乗るための主な要件は4つです。

①原材料は麦芽を必ず使用し、日本国内で採取された水を使用すること
②国内の蒸留所で糖化、発酵、蒸留すること
③原酒を700リットル以下の木製の樽に詰め、日本国内で3年以上貯蔵すること
④日本国内で容器詰めし、アルコール分40度以上であること

この定義に基づくと、大手のウイスキーメーカーが販売する製品のうち、ジャパニーズウイスキーは以下が対象となるようです。

キリンホールディングスサントリーホールディングスニッカウヰスキー(アサヒグループホールディングス傘下)
「富士」蒸留所限定 など「響」
「山崎」
「白州」
「サントリーウイスキー知多」
「ローヤル」
「スペシャルリザーブ」
「オールド」
「季(TOKI)」(海外市場向けの専用商品)
「竹鶴」
「余市」
「宮城峡」
「カフェグレーン」

今や世界的にも人気を誇る日本のウイスキーであることがわかるのではないでしょうか。

伝統のスコッチウイスキー造りを踏襲しつつ、日本の風土や食文化にあう原酒造りや、ブレンドする職人の技術が生む味わいが評価されています。

ジャパニーズと国産表記の違いと酒税法の落とし穴

日本のウイスキー製造は、酒税法により定められています。

しかし、酒税法にはウイスキーの製造区域、樽での貯蔵、熟成年数についての定義づけがされていません。

そのため、国内製造のウイスキーが全く使用されていない製品も「ジャパニーズ・ウイスキー」と名乗ることが可能に。

海外で製造された輸入ウイスキーを国内で瓶詰めした製品が「ジャパニーズ・ウイスキー」を掲げて国内外で流通してしまうという「ジャパニーズウイスキー」全体の品質的信頼を失いかねない事態が問題視されました。

この事態を危惧し、日本洋酒酒造組合は前述の「ジャパニーズ・ウイスキー」の新定義を2021年に策定。

新定義は組合の自主基準であり、違反しても罰則はありませんが、「ジャパニーズ・ウイスキー」の国際的な評価が高まる中でブランド価値の毀損(きそん)を防ぐ狙いです。​​

一方で、海外製造原酒と国内製造原酒がブレンドされている製品は「ジャパンメイド(国産)ウイスキー」と呼ばれ、カテゴリーとしてはワールドブレンデッドウイスキーに分類されます。

(参考:日本経済新聞 「ジャパニーズウイスキー」の定義 業界団体が作成 をもとに筆者により加筆)

スコッチウイスキーとは

世界5大ウイスキーの中でも「蒸留酒の王様」とも呼ばれ、存在感のあるスコッチウイスキー。

6つの生産地「スペイサイド」「アイラ」「ハイランド」「アイランズ」「キャンベルタウン」「ローランド」にあるそれぞれの蒸留所は、どれも個性豊かで魅力あふれるウイスキーがたくさんあります。

世界5大ウイスキーについて詳しく知りたい方は、以下の記事でも紹介していますのでご覧ください。

ここでもう一度、コスパの良いスコッチウイスキーのおすすめ10選を振り返ってみましょう。

スコッチウイスキー10選
【ブレンデッドウイスキー】
1.バランタイン ファイネスト
2.ジョニーウォーカー ブラックラベル12年
3.シーバスリーガル12年
4.ティーチャーズハイランド クリーム
【シングルモルト】
5.ザ・グレンリベット12年
6.グレンフィディック12年
7.グレングラント アルボラリス
8.アードベッグ ウィービースティー5年
9.ラフロイグ10年
10.ボウモア12年

さっそく、スコッチウイスキーの中からコスパが良いといわれている銘柄を紹介します。

1.「バランタイン ファイネスト」

アルコール度数:40%

1869年に創業者のジョージ・バランタイン氏により、さまざまな種類のウイスキーを組み合わせてブレンドした“ブレンデッドウイスキー”が始まりとされています。

多くのブレンデッドウイスキーは、何の原酒をブレンドしているのか非公開ですが、「バランタイン ファイネスト」は使用している7つのウイスキー名が判明しています。

それらは通称「魔法の7本柱」と呼ばれており「バランタイン ファイネスト」の香味を形づくっています。

魔法の7本柱は以下の通りです。https://whiskey-spirits.jp/scapa/

「スキャパ」
「オールド・プルトニー」
「バルブレア」
「グレンカダム」
「グレンバーギ」
「ミルトンダフ」
アードベッグ

また、ファイネストに使われているモルト原酒はアメリカンオークの樽で熟成させたものを使用しており、調和のとれた華やかな香りとエレガントで洗練された味わいを特徴としています。

ウイスキーをブレンドし、何層にも重なった複雑な味わいを楽しめるのにコストパフォーマンスの良い価格帯で手に入る良さは注目です。

700mL 希望小売価格:1,390円​​(税抜)

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おすすめの飲み方

スコッチウイスキー入門用としても飲まれる「バランタイン」。

まずはストレートがおすすめです。

2.「ジョニーウォーカー ブラックラベル12年」

アルコール度数:40%

「ジョニ黒」の愛称で親しまれているブレンデッド・スコッチウイスキーブランド「ジョニーウォーカー」。

創業者のジョン・ウォーカー氏が1820年に食料品店を創業しました。

取り扱っていた紅茶やスパイスのブレンディングにヒントを得て、さまざまな蒸留所のウイスキーの原酒を混ぜ合わせます。

こうしてブレンドのウイスキー販売を始めたのがきっかけです。

「ジョニーウォーカー」は言語に関係なく、色で分かるボトルデザインにこだわっています。

四角いボトルと24°に傾いたアイコニックなラベルは多くの方に「ジョニーウォーカー」だと認識されています。

味わいについて公式サイトでは、以下のように語られています。

門外不出のブレンディング技術で、29もの味わい深いシングルモルトをブレンドしたブラックラベル。ブラックラベルの象徴的なフレーバーであるスモーキーさ、12年熟成による樽香をはじめ、バニラの様な甘み、オレンジやレーズンなどのフルーティな味わいなど、ブレンドならではの多様な味が感じられます。

引用元:Johnnie Walker Black Label | Scotch Whisky

700mL 販売価格:2,970円(税込)

おすすめの飲み方

『BRUTUS』2022.5.17号に、ちょっと変わった楽しみ方がありましたのでご紹介します。

「ジョニーウォーカー 黒ラベル」の底に、あんこペーストを入れてステアせずにハイボールで味わう、とのことです。

甘いあんことウイスキーの相性は抜群ですね。

他にもアイスクリームにかけたり、スイーツと一緒に飲んだりすると、ウイスキーの味わい方の世界が広がります。

飲むだけでなく、ペアリングで楽しめるコスパの良いウイスキーです。

3.「シーバスリーガル 12年」

アルコール度数:43%

「シーバスリーガル」は、スコットランドのアバディーンでコーヒーやブランデーなどの高級品を扱う食料店を営んでいたシーバス兄弟(兄:ジェームス氏・弟:ジョン氏)によって産み出された、ブレンデッドウイスキーです。

スコッチウイスキーを象徴するフラッグシップブランドは、長い歴史に裏打ちされたプレミアム・ブレンデッドのスコッチウイスキーとして、高い評価を受けています。

スーパーやコンビニでもよく見かけるので、手に入れやすいコスパの良いウイスキーのひとつです。

 700mL  参考小売価格:5,126円(税込)

おすすめの飲み方

飲み疲れない、優しい味わいの水割りや、サッパリとしたハイボールがおすすめです。

また、まろやかで飲みやすいという点から、ナッツ系のおつまみと一緒にストレートで楽しんでみるのも良いでしょう。

4.「ティーチャーズ ハイランドクリーム」

アルコール度数:40%

ブレンデッドウイスキー「ティーチャーズ」は、1884年に誕生した「ハイランドクリーム」から始まる歴史あるスコッチウイスキーで、創業者はウィリアム・ティーチャー氏​​です。

「ティーチャーズ」はコンビニやスーパーにて1,000円台で手に入れられるだけでなく、キーモルトである「アードモア」由来の本格的なスモーキーさをコスパ良く楽しめるウイスキーです。

「ティーチャーズ」について深く知りたい方は、以下の記事もおすすめします。

本品はクリームと名前がついていますが、最初の一口は甘さよりもスコッチウイスキーらしいピートスモークを感じられます。

ピリッと鼻に抜ける風味が気持ち良く、舌の奥で甘さを感じることができます。

700mL 希望小売価格: 1,270円(税別)

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おすすめの飲み方

そのスモーキーさを味わえるストレートやハイボールがおすすめです。

5.「ザ・グレンリベット 12年」

アルコール度数:40%

「はじまりのシングルモルト」ともいわれている、リピーター続出の秀逸なウイスキー「ザ・グレンリベット」。

グレンリベットとは、ゲール語で「静かなる谷」を意味するシングルモルトウイスキーです。

1824年創業のグレンリベット蒸溜所は、スコットランド政府公認第1号という長い歴史があります。

そんな飲み継がれた歴史あるウイスキーを5,000円台で手に入れられるなんて、お得ですよね。

瓶を開栓した瞬間からフルーティーで芳醇な香りが広がり、ストレートの他、ロックやソーダ割りでコスパ良く楽しめます。

700mL 参考小売価格 5,907円(税込)
参考価格:ザ・グレンリベット - ウイスキー - ペルノ・リカール・ジャパン

おすすめの飲み方

おすすめの飲み方は、やはりストレートです。

しかし、暑い時期はソーダ割りや、ゆっくり落ち着きたい時はトゥワイスアップなどシチュエーションごとに飲み方を変えるのもおすすめします。

6.「グレンフィディック 12年スペシャルリザーブ」

アルコール度数:40%

創業は1887年。

ウィリアム・グラント氏が20年勤めたモートラック蒸溜所を辞め、フィディック川の河畔に、グレンフィディック(ゲール語で鹿の谷の意味)蒸溜所を作ったのが始まりです。

1963年にブレンデッドウイスキーの原酒だけに使われるシングルモルトを、業界で初めて市場に売り出しました。

その爽やかでライトな飲み心地が評判になり「シングルモルトのパイオニア巨星」と呼ばれています。

仕込み水はロビー・デューの泉を使い、バーボン樽やシェリー樽で熟成され、バニラや新鮮な洋梨の香り、複雑なオークの熟成香が特徴です。

700mLの他に350mLの瓶も発売されており、時折スーパーでも見かけます。

初めてシングルモルトウイスキーを試してみたいという方には、量も値段もコスパが良いウイスキーです。

 350mL 希望小売価格:2,900円(税別)

おすすめの飲み方

フレッシュな洋梨のようなフルーティーさが味わえる、ソーダ割りがおすすめです。

7.「グレングラント アルボラリス」

アルコール度数:40%

「アルボラリス」はラテン語で「木漏れ日」を意味し、2020年にグレングラント蒸溜所創立180周年を記念して発売が発表されました。

「アルボラリス」という名前が示すように見た目は明るい黄金色。

ソフトでスムースな口当たりながら、口に含むと広がる香りと味わいはさまざまな要素が複雑に混ざりながら調和しています。

開栓した際にコルクキャップの開く音とともに豊かな香りが広がり、甘い芳醇さを感じられます。

また、喉越しもモルトフレーバーを感じつつ爽快な飲み心地です。

この満足感で2,000円台はコスパが良く、リピート買いしたくなるウイスキーに入りそうですね。

スコッチのシングルモルトの中で、頭ひとつ抜けたコストパフォーマンスを発揮しています。

700mL 希望小売価格:2,750円(税込)

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おすすめの飲み方

ご自宅でのハイボールのラインナップに、ぜひ加えていただきたい1本です。

8.「アードベッグ ウィー・ビースティー5年」

アルコール度数:47.4%

スコットランド本島の西海岸沖にはヘブリディーズ諸島があり、最南端に位置するのが「スコッチウイスキーの聖地」ともいわれるアイラ島です。

淡路島よりひと回り大きいアイラ島。
その南岸にアードベッグ蒸溜所があります。

創業は1815年ですが、度重なる蒸留所閉鎖の危機や存続すら危うい過去がありました。

しかし、このお酒を心の底から愛する熱烈なファンの支持や、職人たちのたゆまぬ努力に報いようと、1997年にグレンモーレンジィ社が買収してから、不死鳥のごとく蘇りました。

そして、1998年より原酒を数年おきにボトリング、熟成年数を重ねるたびに、復活を示すようにボトルをリリースし、ファンと共に再生の道のりを歩んできました。

ちなみに、シングルモルトウイスキー「アードベッグ 」の熱狂的ファンはアードベギャンと呼ばれます。

熟成樽にバーボン樽・オロロソシェリー樽を使用し、熟成年数5年という若さを武器にスモーキーさを際立たせた味わいが特徴です。

その名の通り、開栓してからすぐにインパクトのあるアイラモルトのスモーキーな香りが楽しめます。

少量ずつ日数をかけて飲むことで長持ちし、コスパ良く飲めます。

700mL 希望小売価格:5,610円(税込)
※価格はこちらのサイトより抜粋

¥4,620 (2023/01/22 14:56時点 | Amazon調べ)
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名称についている「ウィー・ビースティ」とは
スコットランドの言葉で「小さいながらも強烈なインパクトがあり、手の付けられないリトルモンスター」という意味。
パワフルでインパクトのある味から、この名前がつきました。

おすすめの飲み方

力強いスモーキーさを感じられるハイボールがおすすめです。

アルコール度数も47.4%と高めなので、水や炭酸水と割っても、スモーキーさを楽しめます。

9.「ラフロイグ 10年」

アルコール度数:43%

シングルモルトウイスキー「ラフロイグ 10年」は、スコットランドのアイラ島にある1815年創業のラフロイグ蒸溜所で製造されています。

磯の香りのような独特のスモーキーさが特徴で、多彩な味わいを5,000円台とコスパ良く楽しめるシングルモルトウイスキーです。

イギリスのチャールズ皇太子お気に入りのスコッチで、1994年にシングルモルトとして初めて英国のロイヤルワラント(王室御用達)を受けたことから、「アイラモルトの王」とも言われています。

スモーキーさだけではなく、バニラのような甘さやクリームのような滑らかさも兼ね備えているのが特徴です。

一方で「正露丸のような香り」とも言われますが、この香りがたまらないという愛好家もいます。

750mL 希望小売価格:5,600円(税別)​​

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おすすめの飲み方

入門用には、ストレートよりもソーダ割りがおすすめです。

氷を入れたタンブラーに「ラフロイグ10年」を1、ソーダを3~4の割合で入れます。

ソーダを加えたらできるだけステアを控えると、スモーキーでクールな感覚を満喫できます。

10.「ボウモア 12年」

アルコール度数:40%

2018年に全国発売されたシングルモルト「ボウモア」新サイズ350mLの登場により、アイラモルトウイスキーを飲んでみたいという方がより気軽かつコスパ良く楽しめるようになりました。

1779年創業のボウモア蒸溜所は、アイラ島に現存する最古の蒸留所です。

気品さと力強さを併せもつ芳香は「アイラモルトの女王」といわれています。

麦芽の製造は専門業者に注文する蒸留所も多いのですが、現在も伝統的な自家製麦芽のフロアモルティングが行われています。

同じアイラ島の南にある「アードベッグ」や「ラフロイグ」ほどのクセはなく、北の「ブルックラディ」や「ブナハーブン」よりも個性的なため、「アイラモルトの全体像を知りたければ、ボウモアを飲め」ともいわれています。

ピートのスモーキーな香りを楽しみながら、華やかでスイーティーさを味わえます。

350mL メーカー表示価格:2,600円(税別)

おすすめの飲み方

潮とピートの香りが感じられるストレートがおすすめです。

ウイスキーの飲み方に迷ったら?

この記事では、編集部がおすすめするウイスキーごとに、おすすめの飲み方を紹介していますが、もちろん他にもたくさんの飲み方があります。

コスパの良いウイスキーを手に入れたら、以下の記事を参考にいろいろな飲み方を試してください。

最後に

筆者がこよなく愛するジャパニーズウイスキーおよびスコッチウイスキーをメインに、通常よりもコスパ良く購入できるウイスキーを20銘柄ご紹介しました。

この記事を読んで、気になったウイスキーがあれば購入の参考にしてみてください。

ウイスキー好きの筆者が考えるコスパの良いウイスキーですので、満足いただけると思います。

さあ、あなたの人生に楽しいウイスキーライフを!

  • この記事を書いた人

久田 一彰

会社員/講師/パパライターの3足の草鞋を履いている、ハイブリッド・ワーカーなオヤジ。 29歳の時に夜な夜なコンセプトバーに通い、週末はウイスキーを朝まで飲んだ経験を持つ。

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